<ドラマアカデミー賞>「だが、情熱はある」が5冠 主演女優賞は奈緒が受賞
「だが、情熱はある」が最優秀作品賞の栄冠
ザテレビジョンがおくる、2023年4~6月放送ドラマを対象とした「第116回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」全8部門の受賞作・受賞者が出そろった。最優秀作品賞は、高橋海人と森本慎太郎が主演した「だが、情熱はある」(日本テレビ系)が受賞。オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の半生を基にした同作は、「演じる芸人を研究し尽くした主演2人」「山里と若林のパートを交互に描き、細部まで妥協しないという気合を感じた」と作品に込めた熱量が視聴者に伝わった。最優秀作品賞のほか、主演男優賞(高橋)、助演女優賞(富田望生)、監督賞(狩山俊輔D、伊藤彰記D、長沼誠D)、ドラマソング賞(SixTONES「こっから」)と5冠を達成した。
主演女優賞は奈緒が初受賞
主演女優賞は、「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系)の奈緒が受賞。夫とのセックスレスに悩む主人公・吉野みちを演じ、「みちの切ない感情が全身で感じられた」「弱くてズルい女の一面を演じるのがうまい」と絶賛された。
助演男優賞は、福山雅治主演「ラストマン−全盲の捜査官−」(TBS系)で福山演じるFBI捜査官・皆実のバディとなる護道心太朗を演じた大泉洋。「重いストーリーの中で入れてくる絶妙なボケ」「皆実を認めていく変化」などで魅了した。
脚本賞は「ラストマンー」を手掛けた黒岩勉氏が2度目の受賞。現代社会が抱える課題を交えながらも、最後まで視聴者を飽きさせない展開に「職人技が満載」「いい意味で裏切られた」という声が寄せられた。
ドラマアカデミー賞の特設サイトでは、各受賞者のインタビューや、ランクイン作品の一覧、過去の受賞一覧などを掲載している。
※高橋海人の「高」は、正しくは「はしご高」
ポニーキャニオン
発売日: 2023/11/22
TCエンタテインメント
発売日: 2024/02/07