1stシングルで気づいた「希望を諦めないこと」
――記念すべき1stシングルではセンターに抜擢されました。
私は小さい頃からクラスでも目立つタイプではなかったから、「センターです!」と胸を張って言えるほどの自信がなくて、それこそ最初に言われたときは「無理だと思うんです…」って言っちゃったくらいです。私はみんなに支えてもらっているセンターなんです。それにセンターといっても常に私が真ん中にいる曲ではなくて、ダンスでも歌でもそれぞれがフィーチャーされて、グループ全体が見える曲。私としてはセンターではありますけど、グループの中での1つの位置としてそこに就いている、みたいな意識です。
――1stシングル「青空について考える」はキャッチ―なメロディが耳に残る爽やかな青春ソングです。この楽曲に感じたこと、この楽曲でファンに伝えたいことは?
曲調自体は爽やかで明るい「夏!」って感じのキャッチーな楽曲ですが、歌詞は深くて、青春真っただ中の人、青春は過ぎたという人も共感できるメッセージ性のある歌だと思います。私は2番の「希望とは何も諦めないこと」という歌詞が特に好きで、この言葉には背中を押されます。
正直に言うと、最初はよく分からなかったんですよ。「希望がなんで何も諦めないことなんだろう?」って。でもこの活動をしていくうちに、絶対諦めずに探し続けてきたから、“今”という希望を見つけられたんだというのが分かってきて、メンバーの中にもそういう子って多いと思うんです。諦めないことがこうして希望につながるんだって、最近だんだん理解できるようになってきました。聴いていただいた方にもそういう気持ちを伝えていきたいです。