初めてのフリーライブ/学芸大青春のジュネッセンス!!【「ジュネス寮の日常」from 南優輝】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
==
初めてのフリーライブ。
ドタバタ、ガタゴト。
みんなの準備の音で目を覚ました僕。
今日はジュネス初めてのフリーライブなのだ。
前日に支度を済ませてあった僕は、いつも通りシャワーを浴び、今日のライブのことを考えながら準備を済ませ寮を出た。
リリース記念フリーライブで全国をまわるのは初めてなだけあって、普段のイベントやワンマンライブとも違うことがたくさんあるのだ。ライブをするステージ、音の環境がこれまでやってきたライブとは違うのはもちろん、ライブ後に“じゅねフレ”の皆さんと交流できる特典会も今回が初めてだ。
パフォーマンスを通さないコミュニケーションを取る機会がほとんど無かった僕らにとっては、どんなことを聞かれるのか、どんな話をするのか、まだまだ未知なこともたくさんあって、想像を膨らませながらライブと一緒に楽しみにしていたのだ。
そんなことを考えている間にあっという間に初めての福島につき、まずはお昼ご飯を食べに向かう。せっかくならご当地のものを食べたいと、初めての「郡山ブラック」というラーメンを食べた。
時間があまりないなかだったにも関わらず蓮と将綺は強気の大盛りオーダー。僕も大盛りにすればよかったと思うほど美味しくて、あっという間に完食したが、出発時間に間に合わなそうな蓮が、結局ラーメンを少しくれたので大満足だった。
最高の昼ごはんを終え会場のタワーレコード郡山店へ向かうと、初めてのライブ環境に驚きと期待が高まった。一歩進むと“じゅねフレ”の皆さんがすぐ目の前にいて、お店に来た僕らのことを知らない人にも歌が届く環境。
気持ちを引き締めながらハーサルへ向かうと、そこにはもうじゅねフレの皆さんが。リハーサルを見られながらやるのも初めての経験で、実はかなり緊張していた。リハーサルを終え楽屋に戻ると陽介もしっかり緊張気味で少しホッとした。
勇仁と、一緒に行った免許合宿で授業を受けた教室と楽屋が似ている話で盛り上がり、緊張が少しほぐれた所で本番へ。
いざステージが始まるとそこからはあっという間だった。
会場の力もあって、いつもより1人1人としっかりコミュニケーションをとりながらライブができ、特典会では、じゅねフレの皆さんが言葉で直接思いを伝えてくれて、本当にたくさんの元気をもらった1日になった。
ライブ後は、その日の感想や反省をメンバーと話しながら移動し、次の日の仙台でのイベントに備えて早めに解散し、各々ホテルの部屋へ。明日のライブの確認をしながら、気付けばぐっすりと眠りについていた僕だった。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から相沢勇仁、仲川蓮、星野陽介、内田将綺、南優輝の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。2023年秋に東京と大阪で「学芸大青春 Autumn LIVE in OSAKA & YOKOHAMA ~名もなき明日へ!~」が開催決定。最新曲はテレビドラマ『私と夫と夫の彼氏』オープニングテーマでもある「ヤマアラシのジレンマ」。
公式HP
https://gjunes.com/