家族のような絆で結ばれたキャストたちとの友情
2014年の第一作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」から2017年公開の第二作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、そして2023年公開の第三作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」まで10年ほどの期間、美しい新たな家族愛を見せてきたキャストたち。
NGシーン集などの特典映像では、和気あいあいとした雰囲気で撮影を行っている様子が見られる。
かねてより共演者たちと仲が良いことを明かしているゾーイ。共演者からも慕われていて、クリスは「ゾーイと一緒に仕事ができて最高だよ。しっかり準備して臨むところがすごい」と尊敬を露わに。妹ネビュラ役のカレン・ギランは「ゾーイが好き。お姉ちゃんみたいな存在。格闘シーンの動きを教えてくれるし。カッコよく見えるわ」と 、姉妹のような関係を築き上げたと話している。
惜しまれつつガモーラ卒業 今後の活躍にも期待
巧みな音楽使いもあって、アメコミファンのみならず、世界中のエンタメファンから愛される映画シリーズになった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。ジェームズ・ガン監督による三部作の完結編にあたる「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」について、ゾーイは「ガーディアンズにとってこれが終わりとは思わない」としたうえで「私にとっては終わり」と今後、再びガモーラを演じることはないとコメント。その覚悟をもって臨んでいた撮影では、寂しさを感じていたという。
「撮影の始まりは切なかった。だって明らかに終わりを気にしてしまうから。でももう一度素晴らしいみんなと仕事ができることにただ幸せを感じていた」 「進化を目の当たりにしてきた。私自身だけではなくて監督やキャストたちの分もね。ただただ喜びと感謝を強く感じてる。とても素敵な旅立ちになったと言うべきだわ」と区切りをつけたことを明かしていた。
惜しまれつつもガモーラ役と別れを告げたゾーイ。8歳になる双子の息子と6歳になる息子3人を育てる母としても忙しくしているが、今後も仕事に対するやる気は十分なよう。すでに第5作まで製作が決定している「アバター」に加えて、セレーナ・ゴメスやエドガー・ラミレスらラテン系俳優たちと共演するクライムコメディ「Emilia Perez(原題)」など、5本以上の待機作が控えており、ますます多忙を極めそうだ。
これまでも「アバター」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」といったシリーズ映画の合間を縫って「夜に生きる」や「アムステルダム」といった映画から「フロム・スクラッチ ~愛のレシピをもう一度~」などの海外ドラマに出演し、多才な魅力を披露してきた彼女。今後どのような作品で、どのような活躍をみせてくれるのか。無限の可能性を感じさせてくれるゾーイから目が離せない。
◆文=KanaKo
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/guardians-of-the-galaxy-vol-3
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