コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、ひかわ79さんの漫画「オタクに優しいギャルなんていない」だ。
8月6日、ひかわ79さんがX(旧Twitter)に同作を投稿したところ、1.9万件の「いいね」や多くの反響が寄せられた。作者のひかわ79さんにインタビューをおこない、創作への想いやこだわりについて語ってもらった。
思っていたギャルの反応と違う…まさかの展開に好評の声続出
「オタクに優しいギャルなんていない」。そう言い切るのは、主人公である男子生徒だ。
内気な主人公だが、実は彼はクラスのカースト上位であるギャル・伊勢谷由梨亜に恋心を抱いていた。できることなら伊勢谷と付き合いたいと願う主人公は、いつも彼女を見ることしかできない。
ある日、そう思うだけでは何も起きないと考え、行動することを決めた主人公。勇気を振り絞って伊勢谷がいるギャルグループに声をかけてみることに。しかし案の定、伊勢谷を含む女子数名から「オタク声ちっちぇ～」「ぼっちだから声の出し方忘れてんだよ」と言われ、軽くあしらわれてしまう。
散々な言われように1度は怯みそうになる主人公だったが、伊勢谷の耳元で「今日もかわいいです」と告げ、さらに「ゆ…由梨亜さん」と続ける。そしてこの大胆な行動に、伊勢谷は意外な反応を見せるのだった…。
主人公の勇気ある行動の後に見せた伊勢谷の反応が好評のようで、「高圧的な態度だった白ギャルが顏を赤らめてるの良すぎる」「ギャルじゃなくて女の子のリアクションになってて癒された」などの声が寄せられていた。
「読んでくれている方の貴重な時間に見合うものを届けたい」ひかわ79さんの熱い想い
――『オタクに優しいギャルなんていない』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
オタクとギャルのラブコメ漫画を読んだ時､初めからギャルがオタクに好意的なものもいいけどバカにされてるオタクが意外とぐいぐい行ってギャルを困惑させる､みたいなのも僕は好きかも…と考えたのがきっかけでした！
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい！」というポイントがあれば教えてください。
オタクの塩谷君は男らしいけどちゃんと陰キャっぽさも残ってる…みたいなバランスはちゃんとしたいと考えていました！
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
今日もかわいいですとオタクの塩谷君に耳元でささやかれた時の白ギャル伊勢谷さんの表情です！不意打ちされて彼女の外用の顔とは違う素の一面が出ちゃったみたいな感じがあって自分的に気に入っています！
――『オタクに優しいギャルなんていない』は2話まで描かれていると思いますが、今後シリーズ化していくのでしょうか？ またその場合、2人の関係性の結果は決まっているのでしょうか？
その予定で考えています！ただ2人の関係性の結果は全くの未知で僕自身どうなるのか楽しみです！
――白ギャルの伊勢谷さんは、何か元となったモデルはいるのでしょうか？
特にいないと記憶していますが、逆にそのせいで浅い白ギャルを描いてしまったと反省しています…。今後描いていくうちに彼女らしさを出していけるよう、色々考えて描こうと思っています…！
――今後の展望や目標をお教えください。
今後の展望を考えられるほどの描き手ではないので未来のことは不明瞭ですが、自分は連載を目指す漫画家志望なのでとにかく今は連載を獲得できるように頑張りたいです！
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします！
読んでくださってありがとうございます！読んでくれている方の貴重な人生の時間を数分奪ってしまっている以上それに見合う何かが届けられるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします！
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
