コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、3匹のしまねこと暮らしている類さんのエッセイ漫画『たのしい遊び方』だ。
同作は類さんが飼っている猫たちと遊んでいる様子を描いたショート漫画。8月8日、X(旧Twitter)に投稿されると、猫たちの個性的な遊び方が多くの猫好きに響いたようで、1万1000件の「いいね」を獲得。また「三猫三様で面白い!」「意外と激しい(笑)」などのコメントも寄せられている。本記事では作者の類さんにインタビューをおこない、作品を描いたきっかけや裏話などを伺った。
猫たちの個性的な遊び方!
ももちゃん、やっちゃん、ちーちゃんという3匹のしまねこと暮らしている作者の類さん。3匹の猫はとても個性豊かで、遊び方にもそれぞれに特徴がある。
やっちゃんは、獲物(おもちゃ)を追いかけながら階段を駆け上ったり下りるのが好き。ももちゃんは、ねこじゃらしのおもちゃで興奮してネズミ花火のように暴れるところまでが定番のパターンだ。最後のちーちゃんは、丸めたファイバータオルを柔道家のようにぶんぶんと振り回したり投げたり…。それぞれの遊びに付き合うことで、「猫の遊び方って激しい…!」と実感する類さんであった。
類さんと同じく猫を飼っている読者からは、「猫が遊びスイッチオンになった時の激しさがよくわかる。共感でしかない」「飼い主もエキサイトするのはあるある」などのコメントが寄せられている。
作者・類さん「猫と遊ぶときに心がけているのは“身体つきや性格にあった遊び方を理解して遊んであげる”こと」
――『たのしい遊び方』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
我が家の猫たちは見た目も性格も個性的なのですが、遊び方にも個性があり、「クセのある遊び方をみんなに見てほしい!」「同じような猫ちゃんもいるかも?」という気持ちで漫画にしました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
遊び方がどれもパワフルなので、躍動感やエネルギッシュな感じが伝わるように構図を工夫しました。階段を勢いよく下りたり登ったりするやっちゃんは特に上手く描けたと思っています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ジャンプしたももちゃんの残像です。本当に突然視界から消えて、遠くまで駆け抜けていくので毎回笑ってしまいます。
――猫それぞれにしっかりと性格があり、好きな遊び方も各々で違うことも面白く感じましたが、猫と遊ぶ際に心がけている・大切にしていることを教えてください。
マンガのように身体つきや、性格にあった遊び方を理解して遊んであげることかなと思います。猫の「遊び」は狩りの疑似体験なので、おもちゃが獲物に見えるように動きを工夫するとよく食いついてくれます。
――多くの猫好きからの反響があったかと思いますが、特に印象に残っている・嬉しかったコメントを教えてください。
「猫を遊ばせてるつもりが、いつの間にかこっちが楽しくなってるんですよね」というコメントを見て、全くその通りだなと思いました。こちらが一方的に愛を注いでいるつもりでも、毎日笑いや癒しを一番もらっているのは飼い主の方かもしれないと感じています。
――今後の展望や目標をお教えください。
猫と自分自身の健康に気をつけながら、みんなの思い出をマンガに残していきたいです。猫が住みやすい一軒家を建てるのが夢なので、これからもたくさん描いてたくさん働こうと思います!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも見てくださりありがとうございます。まだまだ漫画にできていない3姉妹の魅力がたくさんあるので、これからも楽しみにしてもらえたら嬉しいです!よろしくお願いします!