舞台『ヒプノシスマイク』(通称:ヒプステ)の全ディビジョン集合ライブ公演「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』 Rule the Stage -Battle of Pride 2023-」(以下BoP)が9月3日(日)より開幕する。今作をラストにキャストの卒業が発表され、ファンからは別れを惜しむ声が上がっている。この度、ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”より、碧棺 左馬刻を演じる阿部顕嵐、入間 銃兎を演じる水江建太、毒島 メイソン 理鶯を演じるバーンズ勇気に独占インタビューを実施。BoPに向けた意気込み、逆境だったというtrack.1から4年間演じ続けてきたヨコハマ・ディビジョンの関係性、そしてヒプステへの思いを語ってもらった。
ヨコハマは「強い、悪い、セクシー」
──皆さんは track.1からヨコハマ・ディビジョンを演じていますが、「“MAD TRIGGER CREW”はどういうディビジョンだと思いますか?」と聞かれたら何と答えますか?
バーンズ勇気 “強い、悪い、セクシー”かな。
水江建太 分かる。
阿部顕嵐 色気があるよね。あとはギャップも一番あると思う。クールかつかわいいのもヨコハマで。
バーンズ そうそう。ラップをし始めたらめちゃめちゃクール。ほかにもクールなディビジョンはあるけど、違うクールさというか。
阿部 3人の曲だと、かわいい曲とか明るい曲ってほとんどないもんね。
水江 確かにないね。
バーンズ ダークな曲か、もしくはちょっとチルな感じか。
阿部 そうそう、海を感じるものかダークなもの。あと、声のバランスが良いと思うんですよ。ハイ・ロー・ミッドで、聴いていて飽きない。
水江 確かに。
──以前のインタビューで阿部さんは「ヨコハマの3人は背中を預け合っている」とおっしゃっていましたね。
バーンズ そんなこと言ってたの!? めっちゃカッコいいんだけど!
阿部 イケブクロは真ん中を3人で見ている感じがしていて、俺らは反対かなって。で、シブヤは肩を組んでいるようなイメージ。
水江 分かる、分かる!
バーンズ 本当そうだね。感動しちゃった。さすが。
逆境だったtrack.1
──最初「ヒプノシスマイク」が舞台化して、ご自身が演じると決まったときはどう感じましたか?
バーンズ 俺は “2.5次元舞台” というジャンルでお芝居をするのが初めてだったので、まずは「どうやって動くの?」から始まって、さらにラップして、ダンスして……って大変そうだなと思った覚えがあります。
阿部 track.1のとき、最初はダンスもいろいろ作っていたんですけど、よりキャラクターらしさを追求するために、ダンスを減らしたりもして。あれは一番大変だった。
水江 そうだね。
バーンズ 最初は結構ちゃんと振りも入れてたもんね。でも千秋楽では、今までは踊っていなかったところで踊ったんだよね。
水江 皆でやり遂げた感じがあったよね。当時、そもそも「ヒプノシスマイク」を舞台化することに対しての反対の声もあって。そういう経験は僕自身初めてだったし、始まりは逆境だったという印象があります。
阿部 でも口コミが広がって、最後の数日は当日券にみんなが並んでくれるようになって。それがすごくうれしかったことを覚えています。カンパニーのみんなで状況を共有していたので「やっと伝わってきたな」と、どんどん広がっていくのを実感できたのも楽しかったですね。
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』 Rule the Stage -Battle of Pride 2023-
2023年9月3日(日) 大阪府・大阪城ホール2023年9月7日(木)~10日(日) 神奈川県・ぴあアリーナMM
公式サイト
https://hypnosismic-stage.com/battleofpride2023/
公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/hm_rtstage
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