SNS映えで有名! 未来心の丘/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「上京した僕が考える“ちょうどいい!広島”の魅力」from 仲川蓮】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
広島には、瀬戸内海に浮かぶ島がいくつもあります。みなさんはいくつ知っていますか?
今回は生口島、そして耕三寺について話そうと思います。
生口島と言われてもピンと来ないかも知れませんが、生口島にある「未来心の丘」は聞いたことがある人もいるかもしれませんね。大理石の庭園なのですが、SNS映えすることで人気の場所です。
そんな生口島。尾道市にある島で、広島市からは少し離れています。僕が行った時は広島駅からJRで三原駅まで行き、そこからフェリーで生口島の瀬戸田港まで行くというルートを使いました。車で橋を渡って行くこともできるのですが、どうせならフェリーに乗って行くことをオススメします。フェリーに乗ると、瀬戸内海に浮かぶ島々が見えます。
瀬戸田港に着くと、某なつやすみを満喫するゲームのような景色が広がっています。時の流れが穏やかに感じる世界がそこにはあります。
瀬戸田港から10分くらい歩くと、耕三寺に着きます。
耕三寺は、大阪の元実業家・耕三寺耕三が慈母への報恩感謝の思いを込めて建立された寺院です。すごく華やかなお寺です。
かなり広いお寺で、中には潮聲閣という大邸宅や、救世観音大尊像というめちゃくちゃ大きな観音様や、千佛洞地獄峡という仏様がとてつもない数いらっしゃる場所があります。どれも圧倒されるので、ぜひゆっくり見てほしいです。ちなみに僕は千佛洞地獄峡に入って、道が長くて出られなくなるのでは無いかと思いました。
少し登ると、未来心の丘があります。未来心の丘は、広さ5000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園で、彫刻家の杭谷一東氏によって制作されました。ここにある大理石は全て杭谷氏のアトリエがあるイタリア・カッラーラで採掘し、コンテナ船で運んできているそうです。実際に行ってみると分かるのですが、そこの空間全てが白い大理石で作られていて、異世界にいるような気分になります。そしてその大理石が全てイタリアから運ばれてきたということが、びっくりですよね。また、未来心の丘は島の高い所にあるので、島を見渡せます。この景色も息を呑むほど、素晴らしいです。
広島駅から、この未来心の丘まではかなりの距離を移動するのですが、あまり疲れませんでした。美しい景色と穏やかに流れる時間のおかげで、リラックスしながら移動できたのかもしれません。
日常を忘れたいという方、自分を見つめ直したいという方、都心のSNS映えスポットには飽きたという方はぜひ行ってみてください。"ちょうどいい"というよりは、めちゃくちゃ良い場所です。満足感が半端ないです。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から相沢勇仁、仲川蓮、星野陽介、内田将綺、南優輝の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。2023年秋に東京と大阪で「学芸大青春 Autumn LIVE in OSAKA & YOKOHAMA ~名もなき明日へ!~」が開催決定。最新曲はテレビドラマ『私と夫と夫の彼氏』オープニングテーマでもある「ヤマアラシのジレンマ」。
公式HP
https://gjunes.com/