胸キュンポイントは「“好き”が溢れ出ちゃう瞬間」
――撮影の空き時間はどのように過ごしていましたか?
柏木:空き時間は二人で話すことが多かったのですが、いろんなゲームをしました。ラップバトルから始まったよね?
前田:二人とも全然できないんですよ、韻も踏めていなくて(笑)。ただリズムに乗って話しているだけなんですけどね。
柏木:そう(笑)。でも、朝イチから音楽を流してテンションを上げていました!
――お芝居の話をすることもあったのでしょうか?
前田:そうですね、大変なシーンもたくさんあるので、そういうときは二人で話し合いながらシーンを作っていきました。
――ネタバレにならない程度でどんな部分にキュンとしたか教えてください。
前田:二人の関係は親友でもあり、好きな人でもあるのですが、タイトルにもある通り恋愛としての距離はなかなか縮まらないんです。
そんな中で、時々ヤマトの“好き”が溢れ出ちゃう瞬間は、見ている皆さんキュンキュンしていただけるんじゃないかなと思います!
柏木:本当にピュアで高校生らしくて…つい“言っちゃえばいいのに!”と思ってしまうのですが、二人の恋を応援していくうちに、自分もその気持ちが分かってニヤニヤしちゃいました。
――表情で表現するシーンは難しい場面も多かったのではないでしょうか?
柏木:そうですね…僕はとにかく原作を読むようにしていて。カケルの表情は出そうと思って出せる表情ではなくて、一見感情を出しているように思えるかもしれないのですが、それを言葉でなく、表情だけで伝えるシーンも多かったんです。
喜怒哀楽の波打ちが激しくて、コロコロ表情が変わるという部分は、どう切り替えて見せようか考えながら演じました。