田中結花役:土村芳コメント
今回出演させていただくにあたり、初めて脚本を読ませていただいた際、物語の展開や個性豊かな登場人物の動向に目が離せなくなりました。そして、これから結花として生きていくことに「相当な覚悟をしなければ」と身が引き締まる思いが全身を駆け巡りました。
監督、スタッフ、キャストの皆さんと共に、結花としてこの物語が持つ引力に預けて、ご覧いただく皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯撮影に臨みたいと思います。
田中真治役:堀井新太コメント
1 人の男性と多数の女性のセクシャルでセンシティブな内容なので、どうみせるかを監督含め、考えに考え表現していこうと思っております。
リアリティを持ちつつ、ドラマとしての楽しみ方を今は模索中です。ですが、まるでジェットコースターに乗っているような、目まぐるしく展開が変わる作品になると僕は思います。あっという間に終わってしまったと思わせます。皆さん期待してお待ちください。よろしくお願いします。
佐伯海斗役:古屋呂敏コメント
佐伯海斗役を演じさせていただきます、古屋呂敏です。彼は育った環境や経験から自己肯定感がとても低いですが、その中で純粋でまっすぐな心を持っています。誰かを思う感情がその人をどんどん変えていく、そんな力の一面を海斗から感じていただければうれしいです。
そして作品を通していろいろな女性が登場します。「不倫」という絶対悪の中どうしても一人一人の登場人物に心寄り添ってしまう部分があります。その背景と理由、不完全で流動的な人間らしい物語をぜひ楽しんでいただきたいです。
原作・りお氏コメント
すてきな俳優さん達に演じていただけるなんて今だに信じられません。読者の皆さま、作品に関わってくださった多くの方々のお陰です。原作とはまた違った「インターホンが鳴るとき」とても放送が楽しみです。
漫画・瀬畑純氏コメント
「インターホンが鳴るとき」がテレビドラマ化されることに大興奮です! りお先生の原作小説をいただいてから小説ファンのみなさんにもマンガ版を楽しんでいただけるよう、また新たな人々にファンになっていただけるよう、ただただ必死でした。
支持してくださった読者のみなさんのおかげで物語を完結させることができ、それだけでもこの上なくうれしいことでしたのに、さらにドラマ化! このテレビドラマ化は、読者のみなさんの応援とサポートがなければ、実現しなかったでしょう。本当にありがとうございます。
そして、このドラマに携わるすべての人々に感謝します。素晴らしい脚本家、演出家、俳優陣、クリエイターのみなさんが、きっと新しい刺激的な物語を完成させてくれるでしょう。楽しみで放送が待ちきれない気持ちです。
「インターホンが鳴るとき」あらすじ
ある日、突然鳴ったインターホン。結花(土村芳)が応対すると、そこには見知らぬ一人の女性が。「旦那さんにタクシー代を返したい」という女性と「飲み屋でお金を貸した」という夫・真治(堀井新太)。
話が食い違う二人に疑念を抱いた結花は、その夜、夫の携帯を見てしまう。するとそこには5人の女性との不倫のやり取りが──。愕然とする結花は、海斗(古屋呂敏)と共闘し夫の不倫相手を特定し排除していく。そんな中、徐々に距離が縮まった結花と海斗は、ついに体の関係を持ってしまう。優しい夫と可愛い息子。ずっと続くと思っていた幸せに亀裂が入りはじめる。