“ツヨカワ”RENAが明かすジョシカクの裏側「女子会で馬乗りに…」
シュートボクシングの世界女子フライ級王者で総合格闘技「RIZIN」でも活躍するRENA(シーザージム)が7月22日、千葉・海浜幕張エリアで開催中のイベント「スマイルfestivalちば2017」でトークショーを行った。
まず、総合格闘技デビュー戦(2015年12月31日、RIZIN)の相手イリアーナ・ヴァレンティーノ(イタリア)との再戦となった「SHOOT BOXING Girls S-cup 2017」(7月7日)での試合について振り返った。
今回はMMAルールではなくSBルールで行われ、RENAが判定勝ちを収めた。しかし、RENAは「倒して勝ちたかった。MMAの時は結構パンチをもらってしまったので、今回はもらわずに戦おうと思っていたが、パンチを警戒しすぎて、逆にパンチが見えすぎちゃっていけなくなった。勝手に『この次に何かあるんだろうな』って考えすぎちゃった」と反省。「(この日の夜は)モヤモヤしていた。思い切って殴り合えばよかったなって」と後悔したことを明かした。
MC・ホリから「やっぱり強い男性が好き?」と聞かれると、「あまりそういう感じはなくて、普通の人で」と答えながらも「多少、力はあってほしい。見た目にこだわりはないが、イチャイチャしている時にやられられたら困る。ある程度の力の強さはほしい」と女性格闘家ならではの恋愛観を披露。
「博多華丸・大吉の大吉先生が大好き。優しい顔で、たまに毒を吐いたりするのがたまらなく好き」と目を輝かせた。
さらに、ブームとなっている女子格闘技界の裏話も告白。女性格闘家による「女子会」については、「みんな最初は“女子”ですけど、お酒が入ってくると絡み合いになってくる。この間は馬乗りの取り合いになった。けんかではないけど、熱くなっちゃってただの上の取り合いが始まった」という驚きのエピソードが飛び出した。
ほか、“立ち技総合格闘技”とも呼ばれるシュートボクシングについても解説。「言っても女の子だから、一般男性よりは強くないんじゃない?」というホリに、キックを見舞う場面も。RENAは「全然全力じゃない。半分くらいで蹴った」と涼しい顔だったが、ホリは「このお姉ちゃん、怖いわぁ」とあまりの痛みにもん絶していた。
「スマイルfestivalちば2017」のイベント名に引っ掛けた「スマイルになる出来事」というテーマでは、「闘っている理由がみんなを笑顔にしたいと思っている。試合に出て勝って、もちろん自分はうれしいけど、喜んでいるみんなを見たら私が幸せ、笑顔になれる。強くなって勝てないと、みんなが笑顔になれない=私も笑顔になれない」と話し、今後も女子格闘技を引っ張っていく意気込みを見せた。
チバテレでは「ART OF FIGHT SHOOT BOXING」(毎月第4水曜夜8:00)が放送中。7月26日(水)の放送では、7月7日に開催された「SHOOT BOXING Girls S-cup 2017」の模様を放送。RENAはイリアーナとの試合の他、解説としても登場する。