「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)をはじめ、数々の作品を作り出してきたマーベル・スタジオの最新作映画「マーベルズ」が、11月10日(金)に全国公開。今回、アベンジャーズ史上最強で孤高のヒーロー、キャプテン・マーベルが率いるチーム「マーベルズ」結成までの軌跡が一目で分かる特別動画が解禁となった。
「マーベルズ」あらすじ
「エンドゲーム」では、サノスを前に絶体絶命の危機に陥っていたアイアンマンやキャプテン・アメリカら“アベンジャーズ”を、規格外のパワーで援護し一気に形勢を逆転させる活躍を見せたキャプテン・マーベル(キャロル・ダンヴァース)。キャロルのかつての親友の娘で、キャプテン・マーベルとして宇宙に旅立つときにはその背中を送り出したモニカ・ランボー、“アベンジャーズ”オタクで中でも特にキャプテン・マーベルに憧れ、部屋の壁一面にポートレートやイラストを敷き詰めているミズ・マーベル(カマラ・カーン)。
3人は突如として発生した、パワーを発動した瞬間に他の人がいた場所と瞬時に入れ替わるという謎の現象に見舞われる。そんな中、キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、復讐を誓う謎の敵が出現。一人では救えない危機が迫る中、3人はチームを結成することになった。これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは、仲間との運命的なつながりからチームを結成し、新たな“強さ”に目覚めていく。
なお、「キャプテン・マーベル」「ミズ・マーベル」などMCU過去作はディズニープラスで配信中。
特別映像では、マーベルズ“結成”の瞬間も
解禁された特別映像は「ずっと孤独だった。過去の記憶を失ってから」というキャプテン・マーベルの独白から始まる。そして、過去の記憶を失い自分が誰なのかもわからないまま惑星・ハラでエリート特殊部隊に所属する日々を過ごしていた彼女が、任務の失敗がきっかけとなり1995年のアメリカのレンタルビデオショップに落下するシーンに続く。当時アメリカ各地に実際に数多く存在した「ブロックバスタービデオ」の再現度の高さは印象的で、公開当時も一部のファンの中で大きな話題となったシーンの一つだ。
「キャロルおばさん」と彼女を慕う幼少期のモニカ・ランボー、モニカの母で、失ったキャロルの記憶を知るかつての親友マリア・ランボーが「あなたは誰よりも強い」と訴えかけるシーンや、強大なエネルギーにさらされたことで規格外のパワーを覚醒させた瞬間など前作「キャプテン・マーベル」(2019年)を彷彿とさせるシーンが。
続いて大人になったモニカ・ランボーが映し出されるが、成長したモニカは、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)で描かれたサノスの“指パッチン”の犠牲となり、5年間姿が消えてしまっていた間に最愛の母・マリアを癌で亡くしていた。そして、キャプテン・マーベルと今回初めて深く関わることとなる新世代ヒーロー、ミズ・マーベルの姿も。彼女はキャプテン・マーベルに憧れる“アベンジャーズ”オタクの高校生で、キャプテン・マーベルのコスチュームを着て参加したコスプレコンテストで祖母が持っていたバングルをはめたところ、スーパーパワーを手にすることに。
映像の後半には、キャプテン・マーベルから握手を求められうれしさを隠し切れない表情で手を握り返すミズ・マーベルと、二人を満足そうに後ろから見つめるモニカの姿が映る、チーム結成の瞬間とも見受けられるシーンも初めて描き出されている。
一見、相性抜群のチームのスタートに見えるが、これまでヒーローがいない惑星を広く保護し、一人で活動している時間が長かったキャプテン・マーベル。度々チームプレーができていないことにやんわりと苦言を呈されていた“孤高のヒーロー”は、チーム結成ができるのか。
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