数々の物語を作り上げてきたディズニー&ピクサーの最新作映画「マイ・エレメント」。8月4日に日本で公開された本作は、公開から46日間で累計観客動員が200万人を越え、興行収入25億円を突破した。
“マイエレ”、世界興行収入ランキングでは第9位にランクイン
これまで多くのピクサー作品に携わってきたピーター・ソーン監督が「もしも火・水・土・風のエレメントの世界があったら、どんな性格で、どんな暮らしをしているのか、どうやって触れ合う事ができるのか?」というチャレンジングなコンセプトの世界観を描いた本作。
世界興行収入はすでに719億円を突破(Box Office Mojo調べ)し、世界興行収入ランキングでは第9位にランクインした。
また、各国レビューサイトやSNSでの評判は広がり続け、世界中で「リメンバー・ミー」(2017)と並ぶ高い評価を得ており、「アナと雪の女王2」(2019)公開以来のディズニー&ピクサーアニメーション史上最高のヒットを記録。
アメリカでは初動の5倍も興行収入を伸ばし、“ピクサー史上最高”の伸び率となった。なお「トイ・ストーリー」などのピクサー過去作はディズニープラスで配信中。
観客絶賛「グサリとくる部分がある」
夏休みが終わり、9月後半に差し掛かった今も“マイエレ旋風”は収まらない。公開から1カ月以上が経つが、現在でもSNSを中心に「Pixarでここまで泣いたのは初めて」「開始1時間後くらいからずっと泣いてた、泣き疲れた。純愛モノに弱い」「観た人みんなが好きになるウェイドがナイスガイすぎる」など、触れ合うことのできない正反対な2人のラブストーリーに心を打たれた、と数多くのコメントが寄せられている。
「さまざまなテーマを優しく包み込んで、色鮮やかで美しい世界に落とし込んだ素晴らしい作品」「移民の存在を、それを取り巻く環境と人間関係を火と水で表現できるなんて…」「親の夢を子に託してしまう問題、親の期待に応えたいけどできない葛藤問題…人の親としてグサリとくる部分がある」「人種、移民、仕事に恋、対話の大切さ、色んなメッセージが込められてた」と現代社会が抱えるさまざまな違いや、壁を“愛”で乗り越えていく様子に感動する声も広がっている。