思い出いっぱい、広島城/学芸大青春のジュネッセンス!! 【「上京した僕が考える“ちょうどいい!広島”の魅力」from 仲川蓮】
「現実世界とメタバースを行き来する」というコンセプトを掲げ、楽曲やライブパフォーマンスを届けているダンス&ボーカルグループ、学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。音楽・料理・故郷・趣味・日常――3周年記念ライブから「素顔」を解禁して活動をスタートした学芸大青春メンバー5人それぞれの「センス」と「エッセンス」を、毎週連載コラム「学芸大青春のジュネッセンス!!」でお届けします。
広島はおすすめできる所がたくさんあるので、いくらでも紹介できると思っていたのですが、そろそろ僕の知識も限界を迎えてきました。今回は何を紹介しようと考えていたのですが、意外とこれを紹介してなかったなというものがありました。広島城です。以前、護国神社を紹介した時に少しだけ話したのですが、詳しく語っていなかったので、今回は広島城を紹介しようと思います。
さてこの広島城、誰が建てたか知っていますか?答えは大工さんです。ごめんなさい、、、毛利輝元です。戦国武将の毛利元就は知っていますよね。「三矢の訓」の人です。「三矢の訓」は「一本の矢では簡単に折れてしまうが、三本の矢を束ねれば折れにくくなる」という毛利元就が自分の息子3人へ説いた教えです。ちなみに広島のサッカーチーム「サンフレッチェ」はこの3本の矢から名付けられています。
話を戻して、毛利輝元は元就の孫です。毛利元就の孫が広島城を築城しました。どのお城もそうですが、こんな立派なものを建てるなんて、昔の人もすごいですよね。
そんな広島城、実は第二次世界大戦で被災しているので、天守閣をはじめその多くが、一度はなくなっています。そこから当時のものを復元したのが、今の広島城です。ちなみに僕は復元されたものだと、大きくなるまで知りませんでした。そのくらいハイクオリティで復元されているということですね。
僕が初めて広島城に行ったのは、おそらく幼稚園の頃です。遠足で行きました。天守閣の中に入場できることもあり、小さい頃は広島城が大好きで、親に何度も連れて行ってもらっていました。天守閣の中には刀や硬貨などの史料が展示されています。最上階には望遠鏡もあり、広島の街を眺められます。そして記念メダルを作ることができます。名前と日付を入れられます。このメダルを作る機械が小さい頃から変わっていなくて、天守閣の最上階に行くたびに、昔を思い出します。
あと思い出といえば、何を思ったのか、高校の卒業式の後に親友と制服のまま広島城に行きました。卒業式の後に広島城に行ったのは、広島の中で僕たちくらいだと思います。
春になると、天守閣の周りで桜が咲き誇ります。夜にライトアップされた天守閣と桜が最高です。秋もどこか寂しげな雰囲気が漂っていて好きです。広島城の隣にあるテレビ局でアルバイトをしていたので、帰りによく行っていました。
こうやって思い返してみると、広島城での思い出がめちゃくちゃありました。僕自身、こんなにあると思っていませんでした。身近すぎて、意外と忘れていたのかもしれません。また帰ったら行こうと思います。
みなさんも広島に行く時は、広島城で忘れられない思い出を作ってみてください。
2019年9月2日に始動した、ダンス&ボーカルグループ。メンバーは写真左から相沢勇仁、仲川蓮、星野陽介、内田将綺、南優輝の5人。2022年10月時点で、デジタルシングルを17タイトル、シングル1枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム2枚を発表している。3周年記念ライブの大阪公演より、「素顔」を解禁しての活動をスタートした。2023年秋に東京と大阪で「学芸大青春 Autumn LIVE in OSAKA & YOKOHAMA ~名もなき明日へ!~」が開催決定。最新曲は『名もなき今日』。
公式HP
https://gjunes.com/