コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、えまごろうさんがX(旧Twitter)に投稿した『どの味も一緒に分かち合いたいペンギン』をピックアップ。
えまごろうさんのX(旧Twitter)アカウントが9月8日に投稿した『どの味も一緒に分かち合いたいペンギン』は、2.4万以上の「いいね」が寄せられ話題を集めている。この記事では、えまごろうさんにインタビューを行い、創作の裏側やペンギンの魅力について語ってもらった。
心温まるペンギンとカメの日常に反響続々
家でペンギンがが本を読んでいると、家のベルが鳴った。ドアを開けると、そこにはお土産を持ったカメの姿が。お土産は、焼きそば味、クリーム味、あんこ味、グラタン味のたい焼き4つ。カメがペンギンに「食べよう」と呼びかけ、2匹が選んだのは焼きそば味のたい焼き。カメは別の味を選ぶことに。するとペンギンはたい焼きをもってどこかに行ってしまった。向かった先は台所。ペンギンはたい焼きを4等分にしたのだ。これにはカメも「良い作戦だな」と。カメとペンギンは様々な味のたい焼きを分かち合うことができたのであった。
ペンギンとカメの微笑ましい一面を描いた本作。ほっこりするストーリーとキャラクターに、本作を読み終えた読者からは「優しい世界…」「尊い作品」「これぞ癒し」といった声が寄せられ反響を集めている。
「登場する二人に仲良く食べてもらいたかった」作者・えまごろうさんが語る創作の裏側
――「どの味も一緒に分かち合いたいペンギン」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
色んな味のたい焼きが売ってるお店が、自分の中でブームだったのですが、
以前、焼きそば味のたい焼きを食べまして、クリーム味も食べたくて購入していたにも関わらず一つでお腹いっぱいになってしまい、半分にすればよかったなぁと思ったことがきっかけです。
登場する二人に仲良く食べてもらいたかったので描きました。
――「どの味も一緒に分かち合いたいペンギン」の中で気に入っているシーンがありましたら、理由と共にお教えください。
ジェンひなちゃん(ペンギン)がたい焼きを切っているところです。
包丁を一生懸命持ってる感じがいいかな、と思っています。
――えまごろうさんの思うペンギンの魅力をお教えください。
どことなく人間っぽいシルエットだったり、堂々とした佇まいだったり、愛らしく歩く姿だったり、泳ぐ姿や骨格標本はかっこよくて…そういった表情豊かなところだと思います。
――えまごろうさんの作品にはあるあると思ってしまうお話が多いのですが、どこから着想を得ているのでしょうか。
大体は実際に経験したことや感じたことを元に、ペンギンたちの世界だったらこうなるかな、ジェンひなちゃんならこうやって解決するかな、と想像して描いています。
―― えまごろうさんの今後の展望や目標をお教えください。
作ってきたものを何か手に取っていただける物として、形にできたらいいな、と思っています。
――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へメッセージをお願いします。
いつも作品を見てくださっている方、数ある作品から見つけて読んでくださった方、本当にありがとうございます。
長く楽しんでいただけるように、もっとペンギンを好きになってもらえるように、これからも頑張ります!
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