稲垣吾郎と新垣結衣が出演し、11月10日(金)より全国公開される、映画「正欲」の主題歌入り予告映像が解禁された。予告映像では、Vaundyが提供する主題歌「呼吸のように」が披露されている。
映画「正欲」ストーリー
本作は、演出家・岸善幸と脚本家・港岳彦がタッグを組み、朝井リョウの話題作「正欲」を映画化した作品。家庭環境、性的指向、容姿、様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していくストーリー。
横浜に暮らす検事の寺井啓喜(稲垣吾郎)は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月(新垣結衣)は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道(磯村勇斗)が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也(佐藤寛太)。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子(東野絢香)はそんな大也を気にしていた。
Vaundyの歌う主題歌入り最新予告映像解禁
本作の主題歌は、若者を中心に幅広い世代の人気を集めるVaundyが担当。主題歌「呼吸のように」入りの最新予告映像には、主要キャラクター5人の新たな劇中シーンも含まれている。
稲垣演じる検事・啓喜が、「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と激昂する場面。見知らぬ男性と手が触れ合った瞬間、怯えるように手を引っ込める八重子(東野)。なぜか着衣のままプールに浮かぶ夏月(新垣)。夏月と秘密を共有する佳道(磯村)が、「この世界で生きていくために、手を組みませんか?」と夏月の目を見て語り掛ける場面。映像では、これら数々の印象的なシーンと共にタイトル「正欲」が映し出される。
主題歌「呼吸のように」は、初の映画主題歌となるVaundyが、未発表楽曲の中から映画の世界観に合うものを選び提供した一曲。「これが愛であって欲しい と言うのが君であって欲しい」という歌詞は、映画に深い余韻を残す。