乃木坂46の吉田綾乃クリスティーが10月6日、都内で開催された舞台「フルーツバスケット 2nd season」の囲み取材に出席。個人的に「パワーアップしたこと」を語る場面があった。囲み取材には、=LOVEの野口衣織、元宝塚歌劇団雪組の男役スターで俳優の彩凪翔、田村升吾、北川尚弥、橋本祥平、安里勇哉も登壇した。
パワーアップした物語を届ける
同作品は、雑誌「花とゆめ」(白泉社)にて、1998年から2006年まで連載され、2019年より新スタッフ、キャストにより全編がアニメ化。2022年2月には、テレビシリーズ総集編に新作映像を加えた「フルーツバスケット-prelude-」が全国の劇場にて上映、同年3月に舞台「フルーツバスケット」が上演された。同舞台は、これの続編となる。
本田透役を務める吉田は「セカンドシーズンということで、パワーアップした物語を皆さんにお届けできるかなと思います」と自信。
続けて、パワーアップしたところを聞かれると「個人的なことで申し訳ないんですけど…」と前置きをし「(前作から)1年半経ったわけで、あまりしゃべれないかなと思っていたんですけど、すぐに人見知りを取っ払って、自分からバーっといけるようになりました。成長できたかなと思います」と述べた。
千秋楽まで誰一人欠けることなく
また、野口(草摩依鈴役)と彩(草摩慊人役)はセカンドシーズンからの参加。オファーを受けた時の心境について野口は「学生の頃から『フルーツバスケット』が好きでずっと見ていたので、お話をいただいたときはとてもうれしかったです」と喜び、彩は「幅広い世代の人たちに長く愛されている作品で、慊人を演じさせていただくってことはすごく光栄なことだと思います。すごくプレッシャー、責任感を感じています」と吐露した。
意気込みを求められると「本番を直前にしてとても緊張しているんですけど『フルーツバスケット』の温かくて人間らしい、冷たさなどいろいろな感情を皆さんにお届けできるように頑張ります」と野口。彩は「慊人の繊細な感情を大切に精いっぱいやり、千秋楽まで行きたいと思います」と言葉に力を込めた。
最後に、吉田は「ゲネプロを含めて、千秋楽まで誰一人欠けることなく、皆さんにすてきなお時間をお届けできればいいなと思っています!」と言い、締めくくった。
◆取材・文=大野代樹
エイベックス・ピクチャーズ