女優の生田絵梨花が、ディズニー100周年記念作品の最新作「ウィッシュ」(12月15日[金]劇場公開)の日本版で、主人公のアーシャ役の声優を務めることが分かった。生田はディズニー作品で主人公の声優を務めることに対して、「ものすごく夢だったので、嬉しかったです」とコメントを寄せた。
「ディズニー作品の声優を務める」という念願の夢が形に
本作は、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が贈る、ディズニー100年の歴史の集大成となる新たなドラマティック・ミュージカル。
この度、本作の新・ディズニー・ヒロインであり、願い星に選ばれた少女・アーシャ役の日本版声優が生田に決定。
生田は乃木坂46の中心メンバーとして活躍し、卒業後はミュージカル、ドラマ、映画と幅広く活躍。「モーツァルト!」(2018年)ではヒロイン役を務め、さらには同年の「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」と2作品での演技に対して菊田一夫演劇賞を受賞するなど、活躍の場を広げている。
また、これまで様々な音楽番組でも、多くのディズニーの名曲を歌いあげてきた生田は、ディズニー作品の声優を務めるのが夢と語るほど、大のディズニー好きでも知られている。本作の公開を知った時、「オーディションがあったら受けたい!」と考えていたことを明かし、遂にその願いが叶う形となった。
「涙が出てしまいました」オーディション合格時の心境語る
US本社のオーディションを経て、確かな演技力、そして高い歌唱力はもちろん、生田自身のまっすぐさと透明感の中にある力強さを感じさせる声がアーシャ像と合致することから、日本版声優の座を見事射止めた。
生田はオーディション合格を知った際のことを思い返し、「サプライズ的に聞いたので、最初は本当にびっくりして、呆然としてしまったのですが、落ち着いてからマネージャーさんに『合格したよー!』と報告している時に、涙が出てしまいました。ものすごく夢だったので、嬉しかったです。“願い”が叶いました!」と話した。
100周年という節目の作品でディズニー・ヒロインの声を担当することに関して、「100周年を背負うと思うとすごくプレッシャーはあるのですが、一緒に日本版を作ってくださっているチームの皆さんが、私が自由に表現できるように本当に温かく支えてくださっているので、アーシャとして楽しくアフレコをさせていただいています」とコメント。
「引き続き命を吹き込んでいけたら」意気込み語る
新ディズニー・ヒロイン、アーシャの魅力について聞かれると、「すごく真っすぐで、優しくて熱い心を持っている女の子なのですが、人のことを想って突き動かされる強さがすごく大きな子。その一方で、お茶目で、くるくる表情が変わったり、私たちにとっても親近感のあるキャラクターだと思います」と話した。
さらに、「『ウィッシュ』の世界や、キャラクターをきっと愛してもらえるだろうと、今レコーディングしながら思っていますし、そうなるよう、引き続き命を吹き込んでいけたらなと思います」と熱い意気込みを語った。
また、本作での歌唱シーンについては、「ずっとディズニーのキャラクターが好きで、ディズニー作品の歌を歌うことが好きだったので、今回まさか自分のキャラクターとして歌わせていただけるというのは不思議で嬉しい気持ちです」と、感慨深く語った。
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