10月18日(水)よりスタートする新水曜ドラマ「コタツがない家」(毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系、Huluでも配信)の制作発表記者会見が10月15日に行われ、主演の小池栄子、共演の吉岡秀隆、作間龍斗、小林薫が登壇。マシンガンズ・西堀亮司会の下、撮影現場の雰囲気や、家族でうまくやるコツなどを明かした。
“笑って泣けるネオ・ホームコメディー”が誕生
同作は、小池演じる会社社長兼カリスマウエディングプランナーの深堀万里江が、夫・息子・父という3人のダメ男を養う、金子茂樹脚本の“笑って泣けるネオ・ホームコメディー”。小池は、同作で民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演を果たす。
廃業寸前の売れない漫画家の夫・深堀悠作を演じるのは吉岡。また、アイドルを夢見るもオーディションに脱落し進路に迷う息子・深堀順基役に、民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初出演となる作間が配役。そして、熟年離婚で一人になり万里江に引き取られる父親・山神達男を小林が演じる。
三世代そろっての撮影は「顔を見るだけで楽しい」
撮影時のエピソードや現場の雰囲気を問われると、小池は「本当に楽しいですよ。私は会社のシーンとかもあっていろいろな方ともお会いするんですけど、やっぱり家族で集まると本当にホッとして、自分の甘えを唯一出せる、頼れる存在は家族なので、顔を見るだけで楽しいなと思いながらやっています」と回答。
吉岡は、小池の印象について「本当に素晴らしいというか、完璧だと思います。“気骨”、“女武将”という感じ。ポスターのとおりで、本当におんぶして引っ張っていってもらっている感じがします」とその存在感を称える。
さらに、「僕とのお芝居のときと、順基くんのときと、お父さんのときと、ウエディングの仕事をしているときとで顔が全部違うからすごいなぁと思って。その順応性と、スタッフの人たちに対する気配りとか、本当に素晴らしいなとずーっといつも感心しています。本当に任せっぱなしなので、悠作のままで僕はいられます」と絶賛した。
すると小池は「ありがとうございます。大好きです」と返答。吉岡から「僕も好きです」とニッコリ笑顔のレスポンスもあり、相思相愛の様子で「褒めてくれる人は大好きです!」とおどけた笑顔を見せていた。
作間も、「全部乗っかって身を預けている感じがすごくあって。撮影の合間とかも『やりづらくない?大丈夫?』と気遣ってくれたりしていて、それはすごく安心できます」と話し、「何せすごいお三方と一緒にやらせてもらっているので結構最初は緊張でガチガチだったのですが、それも最初の数日でとけて、皆さん優しい方々で本当に助かってますね」と落ち着いた表情で語った。
小林薫の意外な一面が明らかに
一方の小池は、小林の印象が撮影に入る前と後で変わったと話す。「薫さんがこんなにチャーミングで無邪気なおちゃめな方だとは思わなかったです。もっとじーっと黙っていらっしゃって、人を寄せ付けない雰囲気をお持ちなのかなと思っていたら…」と打ち明けると、吉岡が「前室で一番喋ってるの薫さんですもん。8割方、薫さん(笑)」と応戦し、小林も思わず笑顔に。
さらに、「だから、薫さんがいてくれるだけでほっこりします。先輩に楽って言うのも失礼なんですけど、本当に居心地がいいよね」と小池が発言すると、作間も、「僕で楽って思えちゃっているので、相当柔らかい雰囲気があるんだなと感じます」と応じた。
そんな小林は、「小池さんの仕事ぶりを見てると、作家さんだったり監督さんが“使ってみたい”と思うというか、すごく好かれているじゃないですか。“ここにいてほしいな”と思われる。役者冥利に尽きるようなところに小池さんがいるんだなと思って。本人はそんな風に思ってないかもしれないけど、周りから愛されている女優さんだなとつくづく現場で思いますよ」と語り、小池が再び「…好きです!」と返して、会場の笑いを誘っていた。