ギャレス・エドワーズ監督「この作品は日本へのラブレターなんだ」<ザ・クリエイター/創造者>
渡辺謙は「目線だけで思考のプロセスを表現できるすばらしい方」
その後、参加がかなわなかった渡辺の代わりに“謙ドロイド”が登場。ギャレス監督は「GODZILLA ゴジラ」ぶりのタッグとなった渡辺そっくりの“謙ドロイド”に「コンニチハ~!」とあいさつし、「なぜ彼が20年前と同じイケメンなのか、それは彼がロボットだからです!」と話し、続けて「(“謙ドロイド”の表情は)現場で監督としてさえない演出をした時の彼の表情に似ているね(笑)」と得意のジョークで会場を盛り上げた。
また、ギャレス監督は2度目となった渡辺との撮影を振り返り、「これまで僕が撮った作品で、2度出演しているのはケン・ワタナベだけなんだ。だけど現場に来てくださってレンズ越しに見たときに、なんてバカだったんだと思った。カメラを覗くだけで、クラシックな名作のような重みのある作品に見える」と絶賛。続けて、「せりふが無くても目線だけで思考のプロセスを表現できるすばらしい方」とコメントを残した。
ギャレス監督の熱いトークが繰り広げられた後、堀越が「なぜこのようなすごい映画を発想することができるのか」と質問する場面も。ギャレス監督はすぐさま「日本から全部盗んでいるだけです!」とユーモアたっぷりに回答。「ジョークではありませんよ!」とも付け加え、会場を沸かせた。
そんなギャレス監督へ、堀越からスペシャルなサプライズが。得意の日本舞踊の所作で、オリジナルの扇をプレゼントした。その粋な演出に「FAN(素晴らしい)!ありがとうございます。今日で僕は麗禾さんの1番のFUN(ファン)になりました!」とダジャレ交じりに喜ぶ姿を見せた。
最後に、公開を待ち望むファンに向けて、堀越が「『ザ・クリエイター/創造者』は近い未来のAIと人類の戦いが描かれたとてもすてきな作品です。感動するシーンがあったりとか、さまざまな感情が引き出される作品なので、ぜひ劇場で観てください!」とアピール。
ギャレス監督は「実は今回がこの作品の最後のプレミアなんです。4年かかった作品の最終地として相応しい場に立っているなと思います」と感慨深げに話し、「日本映画からたくさんインスピレーションをもらった作品です。インスピレーションをありがとう!」と日本のファンに向けてメッセージを届け、イベントは終了。会場中から温かい拍手が巻き起こった。
渋谷&新宿をロケバスツアーするギャレス監督と堀越麗禾
ジャパンプレミアが開催された17日、ギャレス監督と堀越は日本の観光名所としておなじみの東京タワー、映画のロケ地ともなった渋谷のセンター街、新宿の大型ビジョン前を訪問した。
堀越は「映画の中で出ていた新宿や渋谷に監督とバスツアー出来て、本当に楽しかったです」とその感想を語る。
また、ギャレス監督は「映画を終わらせたのは1年3カ月前なのですが、今回も(新宿や渋谷を)訪れることが出来て不思議な気分。今回のバスツアーですてきなロケーションをいくつも見つけたので、ぜひ次回は麗禾さんに出演していただいて、映画を一緒に撮ろうと話していたんだ」と、バスツアーを通じて仲を深めた堀越へ熱烈なオファーも行った。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/rogue-one-a-star-wars-story
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