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小田井涼平「死ぬこれ…地獄見えた」懐かしの“ピ―ヒャラ”でマズい川を渡りかける<一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅>

2023/10/19 12:00

小田井涼平「死ぬこれ…地獄見えた」懐かしの“ピ―ヒャラ”でマズい川を渡りかける
小田井涼平「死ぬこれ…地獄見えた」懐かしの“ピ―ヒャラ”でマズい川を渡りかける※提供画像

小田井涼平が全国を旅する「一度は行きたい極上宿 小田井涼平のあい旅」(毎週木曜 夜8:00-9:00、BSJapanext〈263ch〉)。10月12日の放送では、兵庫・淡路島に降り立ってさまざまな“日本一”を体験することに。“地獄のピーヒャラ”と死闘を繰り広げるなど、童心に帰って本気で遊びに打ち込んでいた。

花と香りの土地・淡路島


日本一の線香の生産量を誇り、多くの花畑を所有することから“花の島”とも呼ばれる淡路島。小田井はまず、日本一のお香の生産地にある香りのテーマパーク「パルシェ香りの館」を探訪する。200円でできるセンニチコウの花摘みや、ハーバリウムのワークショップを体験した。

ハーバリウムとはガラスの小瓶にドライフラワーなどと専用のオイルを入れ、植物の美しさを長時間楽しめるように保存したもの。身長188センチの小田井は自身と同じく背の高いボトルを選び、無邪気にガラス玉や花などを入れていく。絵画や模型作りが趣味だという小田井は、“バラエティの顔”も忘れてハーバリウム作りに熱中する。

やがて完成したハーバリウムは、青いガラス玉と白い花が基調のシンプルで幻想的な作品。早い人は30分程度で完成するというので、あまり時間が取れない方にもおすすめのワークショップだ。

続いて小田井が向かったのは「吹き戻しの里」。緑豊かな田園が広がるなかにたたずむ同施設は、“吹き戻し”作りが体験できる。「吹き戻し」というと耳なじみがないかもしれないが、笛のように息を吹き込むことで音とともに丸まった紙が伸びていくあのオモチャのことをいう。

実は淡路島は吹き戻しの生産量も日本一で、国内で流通する吹き戻しの8割を製造している。吹き戻しといえば縁日などに出店しているイメージが強いものの、近年では呼吸器系のリハビリなどにも使用されているというから驚きだ。

吹き戻しの里では大量の材料が用意されており、子どもから大人までイチからオリジナルの吹き戻しを作ることができる。もちろん既製品も購入可能だが、なかでも小田井の目を引いたのは“地獄のピーヒャラ”と呼ばれる商品。19本もの吹き戻しがついており、店員からも一度の呼吸で19本全てを開くことは難しいという説明が。

しかし小田井は純烈時代に培った肺活量を遺憾なく発揮し、一息で19本を開ききった。肺の中身をフルに使い切ったのか、「死ぬこれ…地獄見えた」「俺いまちょっとね、川渡る手前まで行った」とポツリ。子どものおもちゃではあるものの、全力で童心に帰って遊ぶ小田井であった。

※提供画像


「ムーミンとか住んでそう」な極上宿で蝶にならないか心配する小田井


この日の極上宿は、小田井いわく「ムーミンとか住んでそうやもんね、可愛らしいもん」と目を細める島の高台にあるグランシャリオ北斗七星135°。ロビーから客室に繋がるタイプの宿ではなく、高台にいくつもの小さな客室“ヴィラ”が並んでいる。各ヴィラは木に包まれたようなイメージから、繭を参考にしたという少し風変わりなコンセプト。小田井は「繭ということは…ひょっとしてここチェックアウトするときには、蝶になってるかもしれんていうことよね?」とボケるものの、すかさず自分で「いや俺は蛾になりそうやな」とセルフツッコミを入れて笑いを誘った。

「星のコクーン」というヴィラに入ると、飛び込んできたのは杉の香り。内装から家具まで木を使用しているため、部屋に入った途端ほっとするような温かさに包まれる。大きな窓からテラスに出ることができ、兵庫の景色が一望できる贅沢な仕様だ。

自然を活かした同宿のイチ押しは酵素風呂。米糠やヒノキのおがくずを発酵させ、酵素の発酵熱で全身から汗を出していく。湯に浸かるのではなく米糠やヒノキにどんどん埋められていった小田井は、ヒノキの豊かな香りに包まれながら「体の芯からあったまりますね」とリラックスしきったようす。

お待ちかねの夕食タイムは、淡路島の食材を使った和食料理のフルコース。サクラマスが詰められたモナカ、いぶりがっこを用いたクリームチーズ、2009年もののヴィンテージ古酒、天然真鯛と鳴門ワカメのカルパッチョなどユニークな料理が次々に運ばれてくる。

なかでも小田井の目を引いたのは、穴子とマッシュポテトのカルタファタ蒸し。“カルタファタ”とはイタリア語で耐熱フィルムのことで、200度まで耐えられる耐熱フィルムに包んだ蒸し料理だ。小田井はひと口含み、「上品。穴子って意外と小骨があるんですけど、全く気にならない。フワフワですわ。上手く穴子がマッシュポテトの中に溶け込んでいくね」と初めての食感に笑みをこぼした。

※提供画像


童心を忘れない小田井涼平


この日、ハーバリウムや吹き流しの制作に夢中になっていた小田井。彼の多彩な趣味のなかに“模型”がある。小学校低学年のときは100円で買える「宇宙戦艦ヤマト」のプラモデルを何個も作り、高学年になると世間的にもブームとなったガンダムのプラモデルにどハマりしたという。さらに現在は“大人レゴ”にハマり、盆栽や花束のレゴを自宅のリビングに飾っていると明かしている。

いつもは笑いを誘うユニークなコメントで番組を盛り上げる小田井だが、一度制作に熱中してしまうと無言で集中してしまうところも番組でおなじみの風景。人の話をじっくり聴き、新しいことに全力で挑戦する姿は、いまでも消えない小田井の童心が見せてくれる光景に違いない。

旅番組というと毎回似たような構成になりがち。しかし“未知”を見つけるのが上手い小田井にかかれば、行く先々で見る風景もガラッと変わってしまう。ユニークな感性と童心で、これからも日本の未知を見つけ続けて欲しいものだ。

※提供画像

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

■番組公式サイト:https://www.bsjapanext.co.jp/program/gokujoyado/

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