10月6日に劇場公開された「イコライザー THE FINAL」への出演でも注目されているダコタ・ファニング。子役として活躍していた彼女も気づけば大人の女性に。妹エル・ファニングとハリウッドきっての仲良し美人姉妹として知られるダコタのキャリアを改めておさらい。
天性の才能を授かった子役ダコタの原点
1994年2月23日、アメリカのジョージア州に生まれたダコタ。陶器のような肌と透き通った青い瞳が印象的だが、ドイツ、アイルランド、イギリス、フランス、チャネル諸島の血を継いでいるという。
小さい頃から妹エルを赤ちゃんに見立ててお母さんごっこをしていたりと、演じることが大好きだったそう。近所の演劇会に通い始めると、その才能は瞬く間に知れ渡り、彼女の演技を見た人からの勧めもあって両親は、娘を事務所に所属させることを考えるように。
大勢の子役の中から選ばれ、衣類洗剤のCMへの出演権を獲得したのを機にロサンゼルスに引っ越し、エージェント契約を結び本格的に子役としての活動を始める。「ER VI 緊急救命室」や「アリー・myラブ」といった海外ドラマで経験を積んだ後、早くも俳優としてのキャリアを決定づける運命の一作との出会いを果たす。
「I am Sam アイ・アム・サム」で世界を虜に
ハリウッドデビューからわずか1年目にして“天才子役”としての存在感を世界的に知らしめたのが映画「I am Sam アイ・アム・サム」。ハリウッドスターのショーン・ペンやミシェル・ファイファーといった名だたる俳優と共演し、全米映画俳優組合賞に最年少でノミネートされた。
こうしてスターダムを駆け上がることになった彼女は、リース・ウィザースプーン主演「メラニーは行く!」をはじめ、シャーリーズ・セロン主演「コール」やスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のドラマシリーズ「TAKEN テイクン」など様々な仕事に挑戦し、2005年まで毎年3本以上の仕事をこなす激動の日々を送る。
2005年にはスピルバーグ監督がメガホンを取り、世界的大ヒットを記録したSFサスペンス「宇宙戦争」でトム・クルーズの娘役を熱演。またしても迫真の演技が絶賛され、自身のキャリアを代表する作品を手にした。
Happinet