後藤真希が10月25日に都内で「バーチャル後藤真希お披露目記者発表」を行った。
2001年からやって来た15歳の後藤真希と現在の後藤真希が軽快なトークを展開
1999年にモーニング娘。に加入した後藤真希は、デビュー25年目に突入。そんな後藤真希がVTuber「ぶいごま(V後藤真希)」として活動することを発表した。
ぶいごまは、平成13年(西暦2001年)からタイムスリップしてきた15歳の後藤真希という設定。過去に戻る方法が見つかるまでの間、VTuberとして活動を行っていく。この時代を気に入っていて、「どうせなら楽しむしかないっしょ!」と令和を楽しもうとしているようだ。
MCに呼び込まれて登場した後藤。バーチャル後藤真希について「私なんですけど、私じゃないというか。いや、でも私なんですよね(笑)」と説明しようとするが、「まずは見てもらった方がいいですね」と言って、ぶいごまをお披露目した。
「出番? もう出ちゃっていい感じ? OK!」と元気に登場したぶいごま。テンションが高く、軽いノリのぶいごまは「私は後藤真希。でも年齢は15歳! で、こっちの真希は38歳! ね!」とリアル後藤真希をイジリ始めた。
バーチャルとリアルの後藤真希による軽快なやり取りで場の雰囲気を明るくさせたが、リアル後藤が「(ぶいごまは)軽いんですよ、ノリが。私、こんな感じでしたか?」と言って、報道陣の方に向かって「15歳の時の私を知ってる方、こんな感じですかね?」と問いかけた。
10月26日(木)に生配信でVTuberデビュー
ぶいごまのキャラクターデザインは、バーチャルアーティスト「神楽七奈」として活動するイラストレーター「ななかぐら」が担当。お気に入りのポイントとして後藤は「猫がモチーフになっているところがまずかわいいなって思いますね。フードをかぶってるのが、今後、フードを取ったり、違うお洋服を着たりするようになるので、かわいいところがいっぱい増えていっていいなぁって」と話し、「髪の毛のサラサラ感。毛先はちょっと巻いてるんだけど、15歳の時の私はストレートだったのでこだわったりしました」とデザインに自身の意見も反映されていると明かした。
ぶいごまは「バーチャル・エイベックス」の所属となり、YouTubeチャンネル「ぶいごまチャンネル」を開設して10月26日(木)夜7時にYouTubeにてデビュー生配信を行う。生配信に向けて「#平成と令和の違い」を募集中。さらに、10月28日(土)に開催される「バーチャルハロウィーンフェス2023」と11月11日(土)に開催される世界最大級のバーチャルアイドルフェス「Life Like a Live!6」への出演が決まっている。「Life Like a Live!6」では他の出演者と共にモーニング娘。の「LOVEマシーン」をパフォーマンスする予定。
「2001年と2023年を比べて一番驚いた違いは?」と聞かれ、ぶいごまは「真希の若さ?」と回答。後藤は「そこ?」と驚きながらも「涙が出そう。ありがとう!」と笑顔を見せた。また、15歳の自分に対して伝えたいこととして「『先輩には敬語を使いなさい』、あと『もっと真面目にやりなさい』ですね(笑)」と答えた。
◆取材・文=田中隆信