深川「やっぱり自分が好きな格好をするのが一番。顔もイキイキとする」
本作を鑑賞したというバービーは、「自分を見ているようでした」と人生に行き詰まったヒロインの安希子に大いに共感したという。安希子は“ササポン”というあだ名の赤の他人であるおじさんとの同居生活を通して少しずつ再生していくが、深川は“ササポン”を演じた井浦新について「新さんのファンの方はびっくりすると思います。今までやってきた役柄と全然違う。いつものカッコよさを排除して、“ササポン”として立っていたのでさすがだなと思いました」と普通のおじさんに扮した井浦の演技力に感服していた。
仕事ナシ、彼氏ナシの元アイドル・安希子は恋にも悩む女性だが、イベントでは「恋をしている時にオススメのファッション」についてトークを繰り広げる場面もあった。深川は「もし好きな人がいて、その人の好みがわかっているとしたら、あえてそちらに寄せてみるのも楽しみの一つかなとは思います」と思案しながら、「そういうのがわからなかったら、やっぱり自分が好きな格好をするのが一番。お気に入りの服を着ていると顔もイキイキとする」と持論を展開。柳澤も「自分がご機嫌になる洋服を着るのが一番」と同調していた。
深川麻衣の“詰んだ”エピソードにバービーも驚愕
先日行われた完成披露舞台挨拶では、映画のタイトルにちなみ“詰んだ”エピソードを披露することになった深川が「青海(あおみ)駅と青梅(おうめ)駅を間違えて、仕事の現場に2時間遅刻してしまった」という仰天エピソードを告白。深川が「謝るしかない。『本当にすみません!』とめちゃくちゃ謝りました」と振り返る中、バービーは「そんなことあるんですか?」と驚愕した。
そのバービーも“詰んだ”経験が「めちゃめちゃある」そうで、「一番詰んだのは、“世界の果てまで”いくような番組で、土屋太鳳さんのダンスのモノマネをした時に、アキレス腱を“キッテQ”しちゃった」と某番組を想起させるエピソードをお見舞いして会場を爆笑させた。
バービーは「番組にも迷惑をかけるし、入院した病室では事務所の社長とテレビ局の偉い人が話し込んだりしているし。『詰んだ…』と思いました」と困り果てたというが、「結局オンエアしてもらえて、笑いに包まれた形になった」と安堵の表情。
さらに「それが、芸人以外のことを発信をするきっかけになった。体を張る仕事がダメならば…となった時に、違うものをやることができた。結果的によかったのかなと思います」とアキレス腱を切ってどん底を味わったことが、次のステップに結びついたと語っていた。
映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」は11月3日(金)に全国公開。