相談者2「本を速く読みたい！」
「本を速く読みたいのですが、読むのが遅いです。速く読む方法はありますか？(ペンネーム：メロ／10代・女性)」
――というお悩みです。
新幹線に乗りながら読めばいいじゃないかな？ 時速300キロくらいで読めるからね。
――そういう“速く”読みたいってことじゃないかと思うんですけど…。
あ、あれか！ 新幹線なんかに乗ったらまた「お金がかかっちゃう」って指摘されちゃうか。じゃあ、ちょっとスピードは落ちるけど、“急行”とか“快速”の電車で本を読めば結構速く読めると思うよ。
――あのようすけさん、走るスピードの“速く”じゃなくて、文字を読むのを“速く”したいっていうお悩みですね。
そういうことか。そしたら、まあ「速読法」なんてのもあるんだけど、僕のおすすめは、新聞を読んだり勉強したりして、とにかく知識をたくさん取り入れるのがいいんじゃないかな。
――勉強ですか？
そう。勉強は最初のうちは時間がかかるけど、知識を増やすことで、本を読んだ時に文章の意味がスッと入ってくると思うんだよね。理解度は落ちないまま読む速度は上がるから、とってもいいと思うよ。
――なるほど…。
速く読むことはメリットもあるけど、いくら速く読めたとしても内容が理解できなかったり、読んだ時の感動や臨場感を失ってしまったりしたら意味がないからね。まあ、こんな感じかな！
――確かにそうですね、ありがとうございます。次が最後のお悩みです。
相談者3「薄くなってきた頭部を隠す方法を知りたい！」
「頭部が薄くなってきました。周り気づかれずに隠す方法を教えてください。(ペンネーム：ハゲタカ／30代・男性)」
――というお悩みです。
頭に目がいかないようにするのがいいんじゃないかなぁ？ 例えば、歯を全部金歯にしてみたり、鼻の穴の真ん中を切ってひとつにしてみたり…。他には、下半身丸出しにしてみたらいいんじゃないかな。
――頭には目がいかないですけど、やりたくないですよねえ？ もっと普段の感じで隠したいってお悩みだと思うんですけど。
そうかあ。そしたら最近は発毛の技術とか上がってるから、毛がたくさん生えてる皮膚を薄い場所に移植するのはどうかな。あとは、発毛に効果があるとされる「ミノキシジル」が入った薬なんかもなるから、お金はかかるけどそういう治療をやってみてもいいんじゃないかなぁ。
――ミノキシジル……。
でも、ハゲタカさんみたいに30代で髪の毛が薄くなるというのは別に変なことじゃないから、無理に隠そうとするんじゃなくて、美容師さんに相談して「今の毛量にあった自然な髪型にしてください」って相談すれば、髪の毛のプロなんだから似合う髪型を見つけてくれると思うよ！
……まあでも、そもそもこのハゲタカさんは、髪が薄いことを悩み相談のネタに書いてくれるくらいサービス精神のある明るい人だと思うから、隠さずにさらけ出してくれるほうが周りの人も今までより接しやすくなるんじゃないかな。こんな解決でいいかな？
――はい、そうですね。ありがとうございます！
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