橋本のオファー理由は“声”と“芝居”「魅力的だった」
――「私が女優になる日_」3代目グランプリに輝いた大和さんの最初の印象はいかがでしたか?
本当に小動物みたいだなと。最初から、誰もが手に入れられるわけではない輝きを持っていて、それでいてオーディション番組ではカラスのものまねを披露するという意外な一面も持っている、目が離せない子だなと思っていました。
大和さんは飯沼愛さんに憧れてオーディションに応募した、芝居経験のない子だったので、最初の頃は未知数な子だなと。それと同時に“一番どうなるか分からない目が離せない原石のような子”だなという期待感もありました。
――撮影をする中で大和さんの印象は変わっていきましたか?
そうですね、コメディエンヌとして日々成長しています(笑)。最初は、どの程度の声の大きさでお芝居をするのか分からないくらいだったのですが、本人の努力と監督陣の演技レッスンもあり、最近は目が離せないお芝居をする姿を見せてくれるようになりました。想像以上の表情をされるので、女優さんとしての成長を感じてます。
――イケボ男子を演じる橋本さんは声を生かしたお仕事をすることが念願だったそうですが、ご存知でしたか?
実は、オファーした時点では知りませんでした(笑)。“イケボ男子”を探している中で、出演されていたドラマやバラエティーを拝見して、単純に役のイメージに1番合うなと。声がとても良く、お芝居も魅力的で、陸という青年を橋本くんが演じている姿を見たいなぁとオファーさせていただきました。
――第1週では蕾未に対して冷たく当たっていた陸ですが、第2週以降かわいらしい一面も見えてきました。
そういった変化も楽しんでもらえたらうれしいです。橋本さんは、どちらかというと天然というか、かわいらしい要素をたくさん持っていらっしゃると個人的に思っているので、そういった魅力も少しずつ出していけたらいいなと、橋本くん演じる陸が魅力的になれば良いなと思いながら台本を作っています。
――“イケボ”でいうと奏汰を演じる醍醐さんも魅力的です。
醍醐さんが声優を務めた映画「天気の子」(2019年)も見ていましたし、映像作品だけでなく、舞台も経験していて、多彩な声が出せる方なんだなという印象が以前からありました。今回YouTubeで歌声を披露されているのも聞いて、橋本さん同様、声とお芝居に魅了されてオファーさせていただきました。
――橋本さんと醍醐さんは共演シーンも多いと思いますが、お二人の関係性はいかがですか?
大和さんが初主演、初現場だということもあり撮影前に何度かリハーサルをしていたので、そのときに橋本さんと醍醐さんには「二人にかかってるよ、よろしくね!」とお願いをしていたんです(笑)。
その後、二人で飲みに行ったりもして、どんどん仲良くなっていって…波長が合っているように見えますね。二人がいると現場の雰囲気が明るくなりますし、たくさん現場で笑っていますね。
――今後、森愁斗さん演じる紫音も登場シーンが増えてくるとお伺いしました。ダンスや歌もできる森さんの俳優としての魅力を教えてください。
一番現場でナチュラルなんじゃないかなと思います。森くんも魅力的なお芝居をされる方なので、二人(橋本、醍醐)とはまた違った魅力を作品の中で出していけたらなと考えています。
現段階では主人公が恋するイケボ男子は陸か奏汰かだと思っていると思いますが、“もしや紫音かも!?”という可能性もありますし、ぜひ楽しみにしていてください!
Happinet
発売日: 2023/11/08