上川隆也、一日警察署長に就任! “現場の声”に「大変勉強になりました」
続いて特殊詐欺被害撲滅に関してのブロックへ。ここからは中京警察署の刑事課長とのトークに。
特殊詐欺の被害者はどんな人が多いかという質問に、上川は「特殊詐欺ということで、耳にしたり声にしたりすつるのが多いのは、いわゆる“オレオレ詐欺”だと思うんですけど、そうなると高齢の方が被害に遭われておられているんじゃないかなというのが強いです」と的確に分析し、こちらも警察関係者をうならせた。
刑事課長から「ドラマでは刑事役ということで、特殊詐欺の犯人の検挙にもつなげていただきたいなと、ぜひお願い申し上げます」と、いきなり捜査協力を求められると、上川は困惑気味に「僕の部署の範疇がどんどん広がっていきますね」と語ると、なおも刑事課長は「これからの刑事はオールマイティーですよ(笑)。よろしくお願いいたします」と譲らない。
その後、還付金詐欺の手口や、対策についての話になり、上川が「対策を講じるのが難しいですよね」と客観的に語ると、刑事課長も「まさにその通りで、どんどん巧妙になっていくんですよ」と力を込めた。
そこで、刑事課長が中京警察署での還付金詐欺予防策を紹介。上川もこれに深くうなずきながら「なるほど」と、聞き入った。
また防犯対策で寸劇をやっているということに、上川は「僕、いまその寸劇が見たくてしょうがないですね。どんなことをやられているんだろう?と」と興味津々で聞くと、刑事課長は「僕、今は一人なんで…」と戸惑っていた。
そして、還付金詐欺撲滅に対するキャッチコピーを付けることになり、刑事課長が「還付金、ATMでは戻らない」というフレーズを考案。
すると、上川は「すごく根本的な問題ですよね。ATMを使っても絶対戻らないってことが分かれば、問題ないんですもんね。これが知られていないということが大きな問題だということですね」とうなり、「とても効果的だと思います。皆さんどうでしょう?」と呼び掛け、喝采を浴びていた。
キャンペーンを振り返り、上川は「大変勉強になりました。ATMのくだりは僕も知らなかったので、一つお利口になりました」と、感心しきり。
最後のブロックで、ドラマ「遺留捜査」の話になり「現在放送中の『遺留捜査』というドラマは、毎週木曜夜8時からになりますが、私が演じる糸村という遺留品に非常に固執する刑事がおりまして、ちょっと輪から外れた所で独自の捜査をしながら、遺留品に残された人々の思いをくみ取り、人と人とをつなげていくドラマです」と紹介。
続けて「撮影も残りわずかとなっておりますが、ここ京都で鋭意撮影が進められていて、皆さまのご協力をもって本当に順調に撮影が進んでおります。ありがとうございます。
最後まで無事に撮影を終えて、1話1話、皆さまに楽しいお話をお届けしたいと思います。よろしくお願いいたします」と、アピールした。