黒沢薫が中西アルノを指名「一択でした」
乃木坂46・5期生ライブで中西の歌声を聞き、「この子だけ違う。アイドルではなくアーティストの歌い方をしている」と惚れ込んだという黒沢は、サブMCを誰にするか聞かれた際に「一択でした」と、自ら中西を指名したという。
この日の歌声を聞き、改めて「生バンドで歌うのが初めてだっていうのは今知って、マジで?って思ったんですけど、ただそれこそリハーサル、本番を通して、アドバイスしたことをものにするスピードが異常に早い。彼女に関しては音程感とかニュアンスとかって別に言うことがあんまりないんですよ。なので、それ以外のところで、バンドと一緒に作るんだよっていうことだったり、サビは誰がどう歌っても盛り上がるようにできているんだから、そんなにサビだからって勢い込まなくて大丈夫なんだよとか、それぐらいのことしか言ってないんです。それをあっという間にリハーサルの2回目からものにして、本番ではちゃんとあの感じでやっていた」と絶賛。
平原も「二十歳と聞いて、これからいろんな可能性っていうのもあるんですけど、一番大切なのは今なので、今表現したいものを表現するっていうのが一番だと思うんですね。だから、今がベストなんですよ、アルノさんにとって。今日、人生で初めて生演奏でって言ったら、もう二回目はまたどんどんどんどん変わっていくでしょうし、それが楽しみって言うとちょっとあれなんですけど、恵まれていていいなって思いました。私も毎回出たいな」と、今後の中西の成長を見届けたいと口にした。
中西アルノ、歌ったことのない曲へも「積極的に」と意気込み
即興で「ロマン」をセッションしたことについては、黒沢は「知らない曲を歌うっていうのは結構いいものなので、むしろチャレンジした方が絶対聞いたことのないものになる」と言い、「やっぱりアルノさんにハモってほしいなっていうのがあって。リードを歌うって結構あるじゃないですか。いろんな音楽番組でもアイドルの人があえてリードを歌って『うまいねー』みたいな。そういうのやりたくなかったんです。歌うんだったらちゃんと歌ってほしいし、『なんとなくできてた』じゃなくて、ちゃんとセッションで音楽的なことまで3人でやりたかったので、そういう意味では『ロマン』にして良かったんじゃないかと思うと思うし、あの緊張感も含めて番組の特性だと思うので、今後もああいうことはあり得ますね」と、中西へ期待を伝える。
それを聞いた中西も「(歌ったことのない曲も)積極的に取り組んでいきたい」と意気込みを見せていた。