山内瑞葵、口調から普段と全然違う役に苦戦
――ネタバレになるので内容については深く聞けないのですが、最後は驚きの展開があったり、とても面白いストーリーです。久保さんと皆さんの関係性も明かされていませんが。
山内:え~言いたい(笑)。早く言いたい!
――皆さんが演じた役とか、言える範囲で作品について教えてください。
山内:由佳ちゃんは、口調から普段の私と全然違うんです。なので、演じる上で言い慣れてない、語尾だったり、言葉がたくさん出てきたので、すごく難しかったんですけど、分からない感情とかがあったら、なるさん(倉野尾)に聞いたり、監督に相談したりして演技することができたので、すごくいい意味でリラックスして撮影できたなって思います。
青春がいっぱい詰まった作品なので、プールにみんなで入ったり、ドライブでは空ちゃん演じる歩美が運転してくれて、みんなで東京まで行くっていうのもすごい青春だったなって思いますし、そういう明るい部分もあったり、時にハラハラするシーンがあったりとか…いろんな感情になるシーンがあるので、ぜひ見ていただきたいです。
山崎:私の役も普段の私とは違って、私はいつもニコニコしているタイプなんですけど、歩美は全然感情を出さなくて、ミステリアスな不思議な部分もある子です。この映画は、一人一人が悩みを抱えているんですが、4人でドライブをすることによって、自分の気持ちを最終的にはみんなでぶつけ合って…っていう感じです。
山崎空は「名探偵コナン」を見て勉強
――ご自身とは違うキャラクターを演じたということで、役作りはどうされましたか?
山内:本当にいっぱい想像して、分からないことがあったら聞くとかですかね。でも、私が演じる由佳ちゃんは、れなぱ(玲奈/倉野尾)に対して結構暴言を言うことが多いんです。でも、なるさんがすごく自然な演技をしてくださるから、私もすごく自然にそれに対しての攻撃というか、思いっきりせりふを言うことができたので、なるさんの存在のおかげで、私も由佳ちゃんになれていたんじゃないかなって思います。
山崎:最初はどう演じようかってすごく悩んだんですけど、監督が「エヴァンゲリオン」の綾波レイちゃんとか「名探偵コナン」に出てくる灰原哀ちゃんみたいな感じの女の子が「理想です」って言っていたので、「名探偵コナン」を見て勉強して演技をしました。
あとは、ずっと笑わない子だったので、ひたすら真顔で無だったんですけど、しゃべりながら動いたりするのが不自然になってしまっていたんです。そういうところを、ゆいゆいさん(小栗)に「ここはこうしたらいいんじゃない」など教えていただいて、演技経験のある先輩方から教えていただき、勉強しながら演技していました。
Universal Music
発売日: 2023/09/27