次々とピンチが襲う哲雄の行く末に目が離せない
殺人犯となった哲雄にとって、半グレ集団に知られれば死が待っていて、警察に逮捕されれば家族の誹謗中傷などが心配。その状況で家族が生き残るためのたった一つの方法として考えるのは、延人が生きていると偽装することだった。
なんとも大胆でしたたかな哲雄。その後の展開では、恭一から離れた場所で、響に延人が組織から逃げているなら助けられる可能性があるとうそをついて組織が知らない延人の秘密とSNSの裏アカを聞き出した。そのとき、恭一が盗聴と位置情報のアプリを仕込んでいたスマホのマイクをふさぐという用意周到さ。それは推理小説を読むことが好きで、自分でも書くためにネタを集めているという趣味がいきたものだ。
だが、組織が単独行動をしている恭一への制裁、嫌がらせではないかというわなに巻き込まれ、銃撃戦に居合わせてしまうことに。
哲雄のピンチはまだまだ続く。佐々木がインタビューで「血のり(メイク)のない日の方が少なくて」と語っていたとおり、殴られたり蹴られたりの日々をどう切り抜けていくのか。次回、11月14日(火)放送の第5話では、哲雄が延人の父・義辰と対面するようだ。殺人犯である一方で、家族を“ヒーロー”のように守りたい哲雄の行動に注目だ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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