松井秀喜&ペドロ・マルティネス、大谷翔平ドキュメント映画「Shohei Ohtani-Beyond the Dream」のナレーションに決定
現在、米メジャーリーグで唯一無二の二刀流選手としてプレーしている大谷翔平選手のドキュメント映画「Shohei Ohtani - Beyond the Dream」が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて11月17日(金)から独占配信される。この度、本作への出演が決定しているペドロ・マルティネスと松井秀喜が、本作のナレーションも担当することが発表された。
貴重なエピソードが語られる映画「Shohei Ohtani - Beyond the Dream」
本作は、大谷選手の幼少期から二刀流の選手として成功を収めるまでの、人生のさまざまなターニングポイントの裏側に迫るインタビュードキュメント映画。
大谷選手は2022年、ベーブ・ルースさん以来104年ぶりの偉業となる「2桁勝利・本塁打」を達成し、日本人選手として、そしてアジア人選手としても初めての快挙となる、メジャーリーグベースボール(MLB)でのホームラン王を獲得した。
大谷選手が攻守で憧れる人物がナレーションに決定
このたび、本作のナレーション担当が解禁。英語版では、大谷選手にとって憧れのメジャーリーグ投手だったというマルティネス、そして日本語版では、大谷選手が打者として「ずっと目標にしてきた」と語る松井が務める。少年時代の大谷選手に夢を与えた2人が、次は大谷選手の軌跡を次の時代へ引き継ぐ語り手という重大任務を担うこととなった。
監督を務めた時川徹は、2人の起用理由について「大谷選手について話すには、MLBの歴史の中で非常に尊敬されている人物、そして彼と個人的なつながりのある人物が必要でした」と説明。
マルティネスについては、「MLB史上最高の投手の一人であり、彼は大谷選手にとって子供の頃からずっとヒーローでした。2021年のオールスターの放送で、大谷選手がペドロと楽しそうに話をしているのを見て二人のつながりを感じました」と彼こそがその適任者だったと話した。
また、「彼がナレーションで話す言葉のひとつひとつに、真心がこもっていました。彼のナレーションはこの映画を確実に次のレベルに引き上げてくれました」と、マルティネスの発する一言一句が、本作にふさわしいものだったと明かした。
松井についても、「彼は日米両国の伝説的なホームランバッターです。大谷選手の長年のヒーローであり、大谷選手はその打撃から多くのインスピレーションを得てきました」と、同じく今の大谷選手の活躍に寄与している人物なのだと説明。
さらに、「2009年のワールドシリーズでは、ペドロ・マルティネスと野球史上に残る対決をしました。松井(打者)とペドロ(投手)が大谷選手の中で奇跡的に融合すると考えたのです。これは、語り手のホームラン級の組み合わせになると思いました」とコメントし、偉大な打者である松井と、偉大な投手であるマルティネス、この奇跡のタッグを実現させること自体に意味があったのだと語った。