永瀬廉(King & Prince)と戸塚純貴が11月12日に大阪で開催された映画「法廷遊戯」の公開記念舞台挨拶に登壇した。
永瀬廉、大阪での舞台挨拶に「大阪、帰ってきたという感覚ですね!」
上映後に永瀬と戸塚が割れんばかりの拍手が鳴り響く中、客席から登場。公開を迎え、永瀬は「(上映が)9時から!ありがたいですよね」と、朝早くから映画館に足を運んでくれた観客に感謝の言葉を述べ「昨日からこうやって純貴くんと楽しく(映画館を)廻らせていただいて、ほんまに公開したんだなあという気持ちです」と無事公開を迎え舞台挨拶を行えている興奮を語った。戸塚は、自身の出演シーンの撮影について「(永瀬らは)大変な撮影だったと思いますが、僕は100M走を息止めて走っているような感じだった」と表現し笑いを誘いつつ、「こうやって皆様に届けられて嬉しい」と喜びを語った。
大阪の印象、思い出について8年間大阪に住んでいたという永瀬は「地元といったら大阪と言いたいくらい、特別な場所というか、家感・地元感を感じます」と大阪への愛を見せ、「大阪、帰ってきたという感覚ですね!」と大阪で舞台挨拶ができた喜びを弾けさせた。
お酒が好きだという戸塚は、行きたい場所に“味園ユニバース”を挙げ、「お昼に行ったことがあるんですけど、建物が不思議な雰囲気で、今度は夜に行ってみたいけどちょっと怖いな…」と、大阪のディープなスポットに興味津々な様子をみせた。
戸塚純貴、“無辜ゲーム”のシーンでの思い出語る
改めて本編鑑賞後の観客に向け、お気に入りのシーンを問われると、永瀬が頑張ったシーンとして“無辜(むこ)ゲーム”の場面を挙げ、戸塚も「僕はほぼあそこ(のシーン)にすべてを懸けた」と同意。永瀬が「あのシーンは物語の序盤で、撮影の大変さも含めて、完成して観たらあの空気感に『おおー!』となったよね」と思い入れの強さを話した。
戸塚は「恥ずかしかった…」と異なる角度の感想を述べ、「模擬裁判で一人だけありえない声量で喋ってたから、皆に受け入れてもらえるかな」と不安を口にし、笑いを巻き起こした。「寒いし、時間感覚もわからん中で、ずっと同じ景色を見てるから大変な部分もありましたけど、それ以上の熱をもって撮影できたので、いいシーンになったのではないかと思います」と本作の象徴的なシーンである“無辜ゲーム”の撮影現場の、緊張感のある雰囲気を語った。
最後に、主演の永瀬が「約1年前からこの作品が動いていて、ようやく皆さんのもとに届けられたことを嬉しく思います」と公開を迎えた興奮を改めて語り、「この作品が皆様にとって、人生の大きな選択をするタイミングで思い出すような作品であればいいなと思います。何回観ても楽しんでいただけると思うので、是非、たくさんの方々に最後まで愛していただければ嬉しいです」と挨拶し、盛大な拍手に包まれ幕を閉じた。