俳優のティモシー・シャラメが11月20日、都内で開催された映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(12月8日[金]より公開)のマジカル・チョコレート・ナイトに出席。初来日を喜んだ。イベントには、ヒュー・グラント、ポール・キング監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマン氏、アレクサンドラ・ダビーシャー氏、元BiSHのセントチヒロ・チッチ、Da-iCEの花村想太も登壇した。
日本には「プライベートでも訪れたい」
同映画では、ファンタジー「チャーリーとチョコレート工場」でおなじみの工場長ウィリー・ウォンカの「夢のはじまり」を描いており、主人公のウィリー・ウォンカはティモシー・シャラメが演じた。
会場に集まった約1200人のファンに向けてティモシーは「お越しいただきありがとうございます。東京に来られてとってもうれしいです!」とあいさつし、「ありがとうございます」と日本語で感謝の気持ちを伝えた。
続けて、日本での滞在は「最高です。(日本が)大好きです」と声を弾ませ、「映画の宣伝ではなく、プライベートで訪れたいと思います」と言い、会場を沸かせた。
同映画の内容にちなみ、日本で夢を追いかけている人に向けてアドバイスをする場面も。ティモシーは「アドバイスをできる立場じゃないが」と前置きをし、「10歳くらいだった頃にジョニー・デップ版(「チャーリーとチョコレート工場」)を見て、すごく感動していた時に、自分がウィリーを演じて『東京に来る』と言われたら『絶対にうそだ』と思ったでしょう。みなさんもぜひ夢を追いかけてください」とメッセージを送った。
チッチ&花村を称賛「すばらしい仕事をしてくださった」
日本語吹き替え版で声優を務めたチッチ(ヌードル役)、花村(ウィリー・ウォンカ役)は、スペシャルゲストとして登場。自身が吹き替えを担当したティモシーを前にした花村は「裏でもごあいさつをしたんですけど、オーラがすごくて固まってしまいました(笑)」と打ち明けた。
チッチは「皆さんにお会いできると思っていなかったので、ドキドキしています。固まっている私たちにもにこやかに話しかけてくれて感動しました。大きな心をプレゼントしてもらったようで、うれしいです!」と笑顔を見せた。
この二人に会ったティモシーは「すごくうれしいです。感謝でいっぱいです」と喜び、「本当に声優の仕事は大事です。すばらしい仕事をしてくださって、本当にありがとうございます」と感謝していた。
◆取材・文=大野代樹
講談社インターナショナル
発売日: 2005/06/08