KAT-TUN・亀梨和也が、11月22日に都内で開催された映画「怪物の木こり」(12月1日[金]公開)公開直前大ヒット祈願イベントに、菜々緒、三池崇史監督と共に登場した。
今作での一番の収穫は「三池監督と出会わせていただけたこと」
同作品は、倉井眉介による2018年の第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説を実写映画化したもので、“サイコパスvsシリアルキラー”の超刺激サスペンス。
絵本「怪物の木こり」の怪物の仮面を被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、弁護士・二宮彰(亀梨)が次のターゲットに選ばれる。だが、二宮は犯人をも凌駕するほどの冷血非情なサイコパスだった。
警視庁の天才プロファイラー・戸城(菜々緒)、二宮の婚約者・映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であるサイコパス脳外科医・杉谷(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者・剣持(中村獅童)ほか、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、捜査は混迷を極めていく。
イベントに登場した亀梨は、「(取材などで)ご覧いただいている方たちに本当にいい言葉をいただいているので、自信につながります。プロモーションでいろいろコメントさせていただいて、改めてこの作品の持つメッセージの強さというものを非常に感じているので、本当に早くたくさんの人たちに届いてほしいなという思いです」と述懐。
また、11月23日の新嘗祭にちなみ今作で“収穫”したことを聞かれると、「三池監督と出会わせていただけたことが一番の収穫です。ご縁をいただけたことに本当に感謝しています。『映画作って良かったな』って思ってもらえるような俳優になっていけたらいいなと思っております」と明かした。
ファン、観客、スタッフ、共演者に感謝「一人じゃ成立しない」
ほか、翌日11月23日(木)の「勤労感謝の日」にちなんで共演者やスタッフに感謝したいことについて聞かれた亀梨は、「これは日々なんですけど、何をやるにも一人じゃ成立しないことだらけなので、たくさんの方たちに協力していただきながら手を手を取り合い支えてもらっていることで自分自身の活動も成立しますし、今作ももちろんたくさんのスタッフの思いと温もりの中で僕も時間を過ごさせていただいておりますので、そこに対して自分がどういうふうに人として立っていられるかっていうのは日々考えています。それは応援してくださる方たちもそうですし、公開して見に来てくださる方たちもお時間をいただいてつながっていただけるわけですから、感謝なしでは生きていけないなという思いです」と語った。
◆取材・文=原田健
NHKエンタープライズ
発売日: 2022/05/27