ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて11月29日(水)より、チャールズ・ディケンズの名作「オリバー・ツイスト」のキャラクターにひねりを加えたオリジナルドラマシリーズ「アートフル・ドジャー」が配信されることが決定。併せて、本作の予告編が初公開された。
「アートフル・ドジャー」あらすじ
通称アートフル・ドジャーことジャック・ドーキンスは、1830年代に著されたチャールズ・ディケンズの名作「オリバー・ツイスト」に登場するスリの少年。本作は1850年のオーストラリア、活気あふれるポート・ビクトリアを舞台に、スリとしての素早い指技を、外科医としての軽快で熟練した才能に昇華させたドジャーを描く物語。
大人になり、優秀な外科医となったドジャーを再び犯罪の世界へと誘うフェイギン(「オリバー・ツイスト」でドジャーたちを束ねていた窃盗団のリーダー)の登場により、彼の過去が、結果自身を悩ますことに。加えて、総督の娘レディ・ベルがポート・ビクトリア初の女性外科医になることを決意したことが、さらにドジャーを悩ませることになった。
強盗、生死を懸けた手術、中流階級や貴族と入り混じる犯罪社会の過酷な現実など、さまざまな出来事を織り交ぜながら全8話に渡って繰り広げられる本作は、再起、裏切り、贖罪、そして愛の物語でもある。
キャストには「ハリー・ポッター」出演経験の俳優も
主人公を演じるのは「クイーンズ・ギャンビット」などで知られるトーマス・ブロディ=サングスター、フェイギン役には「ハリー・ポッター」シリーズのルーピン先生を演じたデヴィッド・シューリス、そしてレディ・ベル・フォックス役にはディズニーの「ティーン・ビーチ・ムービー」シリーズに出演しているマイア・ミッチェルら俳優陣が集結した。監督は、グレイシー・オットーが務める。
今回初公開された予告編は、冒頭から主人公・ドジャーが自ら“名医ジャック・トーキンズ”と名乗りながら華々しく登場するシーンから始まり、レディ・ベルとの出会い、そしてスリ時代の窃盗団のリーダーであるフェイギンが脱獄してドジャーの目の前に現れ、不穏な空気に。
ドジャーは優秀な外科医のままでいられるのか、それとも少年時代のように犯罪の世界にまた手を染めてしまうのか、はたまたレディ・ベルと恋は芽生えるのか、全8話の構成で物語は紡がれていく。