櫻坂46の3周年を記念した「櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」が11月25、26日にかけて千葉・ZOZOマリンスタジアムにて開催。グループにとって初の単独野外スタジアムライブ、2公演で計7万2000人というZOZOマリンスタジアム史上最高の動員数記録を更新した。
櫻坂46、一期生から三期生の圧巻パフォーマンスでファン魅了
初日の25日公演では一期生・土生瑞穂の卒業セレモニーも開催、続く26日公演は、新体制となって最初のライブとなった。
「Buddies」からスタートすると、一期生から三期生までの全出演メンバーがステージや花道、スタンド席などから登場。MCを終えた後、「Dead end」「摩擦係数」「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」「夏の近道」「Anthem time」「君と僕と洗濯物」「Plastic regret」などを歌い上げ、会場を盛り上げる。
そして、ライブ中盤では、三期生を交えた新たなBACKSメンバーで「確信的クロワッサン」を披露。続く「条件反射で泣けて来る」ではBACKSメンバーでの情熱的なパフォーマンスを見せた。また、楽曲披露後には2024年1月15、16日に豊洲PITにて、同月22、23日にZepp DiverCity(TOKYO)にて「7th Single BACKS LIVE!!」が開催されることも発表された。
続けて、二期生楽曲「コンビナート」や「隙間風よ」「五月雨よ」「一瞬の馬」を披露し、ファンを魅了。「BAN」では三期生のパフォーマンスに途中から一期生、二期生が合流するスペシャルバージョンで展開し、会場のボルテージがさらに上がった。ライブも佳境になると、ステージに登場した一期生、二期生がそのまま「Start over!」へと突入。「承認欲求」も歌い上げ、スクリーンに表示された「Go to the 4(4年目に突入)」のメッセージとともにライブ本編が終了。
小林由依「Buddiesの皆さんは“必要不可欠な存在”」
「僕のジレンマ」からアンコールがスタート。最後のMCでは谷口愛季が「1年前は先輩たちと一緒にステージに立てるのかと不安だったんですけど、約1年間いろんな経験を通して少しずつパワーアップできたんじゃないかと思います。これからも先輩方の背中を追いつつ、自分自身でできることを探しながら頑張りたいです」、小林由依が「私たちにとってBuddiesの皆さんは必要不可欠な存在ですし、今日もこんなにもたくさん愛をもらっていたんだなと実感しました」とそれぞれの思いを打ち明ける。
最後に松田里奈が「改名したばかりの頃は『櫻坂46ってどんなグループなんだろう?』『どんな色のグループなのか?』って、メンバーもわからないまま、でもがむしゃらに進んできたところがあって。でも、迷いながらも櫻坂46というグループに胸を張って活動してきたからこそ、そしてBuddiesの皆さんの応援と支えがあったからこそ、今この景色を見れらていると思うと本当にうれしくて。去年の今頃はちょっと悔しい思いをしたり、今年のツアーも空席が目に入ることもあったんですけど、今年に入ってからシングルを3枚発売させていただいたり、初めての海外でのライブにも挑戦させていただいり、そして今年は年末に皆さんと締めくくれる日があるという、本当に特別な1年でした。いつもいろいろいただいてばかりなので、今度は私たちから皆さんに恩返ししたい気持ちでいっぱいです」と率直な思いを客席に向けて伝えた。
ピースフルな空気に包まれ、ラストナンバー「櫻坂の詩」を披露すると、会場上空に盛大な花火が打ち上がり、約3時間におよぶ「櫻坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」を大成功のうちに締め括った。
SMR(SME)(D)
発売日: 2022/10/19