声優の佐倉綾音と鬼頭明里が、11月28日に都内で開催された映画「エクソシスト 信じる者」公開記念リアルブラムハウスオープンイベントに登場。プライベートでも仲良しの2人が、共に苦手だというホラー映画への出演オファーを受けた時の感想などを語った。
“ホラー映画の金字塔”再び
同映画は、1974年に日本で公開された“ホラー映画の金字塔”「エクソシスト」から50年、悪魔に取り憑かれれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描いたホラー作品。佐倉と鬼頭は、悪魔に取り憑かれた少女・アンジェラ(佐倉)とキャサリン(鬼頭)の吹替声優を務める。
「ほぼ毎日連絡を取っていて、今朝もLINEしていた」というほどプライベートでも仲良しの2人。鬼頭は、佐倉と一緒にイベントに登壇することについて「プライベートで接することのほうが多いんで仕事で会うとたまに緊張しちゃう」と照れ笑いし、佐倉は「お互い毎日連絡取り合っているのにこのイベントがあることを今日まで触れなかったもんね(笑)」と振り返るなど、仕事上だけではない親密さをうかがわせた。
そんな2人は、共にホラー作品が苦手だという。今作への出演にあたって「エクソシスト」を一緒に見た時には、鬼頭が恐怖のあまり佐倉の足をつかんでしまう場面もあったとか。あらためて、吹替声優オファーを受けた時の感想を聞かれると、佐倉は「マネジャーに『佐倉さんってホラーいけますか?』って言われて。『仕事だったらいけると思います』っていうお話をさせてもらって。その後、頑張ってちょこっとホラーに触れてみたりして、耐性をつけてから台本をチェックしました」と告白。
鬼頭「何でもいいです!やりますやります!」
一方、鬼頭は「私はもうホラー映画をやるというよりも、綾音と一緒にできる喜びのほうが勝って、『全然何でもいいです!やりますやります!』みたいな。マネジャーのほうが心配していました。『大丈夫ですか~?』みたいな(笑)。でも、『綾音とだったらたぶん大丈夫です』って」とホラー作品の恐怖より、佐倉と一緒に少女役を務められる喜びの方が大きかったことを明かした。
それを受けて佐倉は「うれしい!」と笑顔を見せ、「『エクソシスト』って聞いて、ブリッジして階段を降りてくる(スパイダーウォーク)、あれ小さい時に体操を習っていたので出来て、ずっと『エクソシストみたい!』って言われていたんです。『エクソシスト』ってそういうものなんだって思っていたので、あれか!と」と、「エクソシスト」との縁を感じるエピソードを披露していた。
映画「エクソシスト 信じる者」は、12月1日(金)より全国公開。
◆取材・文・撮影=月島勝利
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
発売日: 2023/11/22