林陵平が選ぶ10月度、月間ベストイレブン
冨安健洋(アーセナル所属)
宿敵・マンチェスターCとの一戦でゴールの起点になり、2015年以降の勝利の立役者に。シェフィールド・U戦では、プレミアリーグ初ゴールを記録。冨安自身にとってチーム内の序列を変えた1ヵ月になったと思います。トータルでの試合出場時間は少ないが、とてもインパクトのある活躍をみせていたので、今後の活躍に注目です。
ファン・デ・フェン(トッテナム所属)
今季、ブンデスリーガのヴォルフスブルクから移籍したファン・デ・フェン。リーグによってプレースタイルも異なるため、すぐには順応がむずかしいところ、完全にトッテナムの中心選手として活躍しています。アンジ・ポステコグルー新監督が率いるトッテナムは、センターバックに対して広大なスペースを守る対人能力を求められるが、みごとにこなしています。特に、被カウンターの時のスピードやカバー能力など、ブンデスリーガで成長を遂げた左利きの若きセンターバックにますます期待しています。
ネト(ウルブス所属)
前十字靭帯断裂の大けがから復帰後、以前のコンディションに戻すまで多少、時間が経ってしまったが、現在のネトは全盛期の状態に近いと思います。彼は、ドリブルスキル、スピード、パワーを兼ねそなえており、敵陣の深い位置までボールを運べます。また、周囲をうまく活かして、敵ゴールにおそいかかることができるので、10月だけで3アシストを記録するなど、将来有望なウイングで、今後、ビッグクラブ行くのが楽しみな選手のひとりです。
サラー(リヴァプール所属)
3試合で5得点の活躍を記録し、10月のプレミアリーグ月間MVPを受賞しましたが、今季のサラーは昨季とひと味もふた味も違う“こわさ”を発揮していると思います。昨季は、役割としても外に開く動きが多かったですが、今季はなかに入った時のライン間の動きなどを戦術的な柔軟性も身につけて、さらにおそろしいアタッカーに進化していると思います。センターフォワードの役割なども器用にこなし、どこからでも得点チャンスが作れるストライカーになっていると思います。
ABEMAにて生中継
「アーセナルvsブライトン」
12月17日(日)夜10:30~
「プレミアリーグ」2023-24シーズン
2023年8月12日~2024年5月20日(月) ABEMAにて生中継
https://abema.tv/video/genre/premierleague
(※放送日程、内容、放送形態は予告なく変更の可能性あり)