モーニング娘。'23が11月28日、神奈川・横浜アリーナで単独公演「モーニング娘。'23コンサートツアー秋『Neverending Shine Show』SPECIAL」を開催。2日間にわたる特別公演の初日は、OGの安倍なつみや道重さゆみ、海外留学から帰国した森戸知沙希ら、10人のメンバーもパフォーマンスを披露。翌29日の公演でグループ及びハロー！プロジェクトを卒業するリーダーの譜久村聖がメンバーとともに歌い上げたダブルアンコール曲「HEY!未来」を含む32曲を披露した。
現役メンバーのソロダンスに大歓声…ファンとの距離を縮める場面も
現役メンバー14人がステージに登場し、「Wake-up Call～目覚めるとき～」「HEAVY GATE」に続くメンバー紹介VTRでは、1人ずつスポットライトを浴びたメンバーがソロダンスを披露。5曲続けてのパフォーマンス中、「気まぐれプリンセス(23Ver.)」では大歓声が轟き、「恋愛Destiny～本音を論じたい～」では、客席間の通路を練り歩きファンとの距離を縮めた。
MCでは、14人全員で声をそろえてあいさつ。横浜アリーナ、台湾と香港を含む映画館で行われたライブビューイング会場で見守るファンに、愛嬌をふりまいた。
安倍なつみ「悔しくていっぱい泣いた」5年8カ月ぶりのステージで現役時代を回想
ステージ中盤は、OGをまじえてのパフォーマンスを展開。トップバッターの安倍がステージに立ったのは、約5年8カ月ぶり。3児のママとなった安倍が、現役メンバー4人をバックダンサーに従えて披露した自身のソロ曲「トウモロコシと空と風」では、安倍の愛称「なっち」コールが響き、保田圭、矢口真里、石川梨華、辻希美、高橋愛、道重、田中れいなの7人は「シャボン玉」で力強く躍動した。
MCで、譜久村にステージの感想を聞かれた安倍は、横浜アリーナが「25年前にグループのデビューシングル『愛の種』の握手会イベントを開催した場所」と話し、手売りでCDを完売したために満員かと思いきや「半分ぐらい埋まってるか埋まってないか」程度しか観客が集まらず、当時のマネジャーに「厳しいお言葉を頂き、私たちも悔しくて悔しくて、いっぱい泣いた」と明かした。
当時は、メンバー同士で「いつか、横浜アリーナの会場をいっぱいにできるぐらいのアーティストになろうねって誓い合った」と回想。「25年たった今、こんなたくさんのファンの皆さんに、モーニング娘。がいまだに愛してもらえるアーティストになっていることに、すごく胸が熱くなる」と感謝した。
UP-FRONT WORKS
発売日： 2023/10/25
