「HAWAII FIVE-0」とのクロスオーバーによる合同捜査も繰り広げられる
さらに、本家「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」のキャストやほかのスピンオフ作品とのクロスオーバーも楽しみの1つだ。シーズン1では本家から科学捜査のスペシャリストであるアビゲイル・“アビー”・シュート(ポーリー・ペレット)が、シーズン7ではアンソニー・“トニー”・ディノッゾ(マイケル・ウェザリー)が出演し捜査に協力する。さらにシーズン3の第21話は、「HAWAII FIVE-0」シーズン2の第21話とクロスオーバーエピソードになっている。
「HAWAII FIVE-0」(※Huluで配信中)では、スティーヴ・マクギャレット(アレックス・オローリン)、ダニー・ウィリアムズ(スコット・カーン)、チン・ホー・ケリー(ダニエル・デイ・キム)らが活躍しているが、スティーヴとサムが“SEALs時代の同僚で友人”という設定になっており、双方が協力し活躍しながらダイナミックな合同捜査が繰り広げられた。
また、シリーズ中にはキャストたちの恋愛模様も描かれていく。シリーズ通して描かれているケンジーとディークスの恋は、距離が縮まったと思うと潜入捜査の司令が来てしまい、なかなか前に進まない。そしてカレンもサムに紹介された女性と付き合い始めるが、孤児院育ちで何者かも分からない状態の自分が誰かと人生を歩むことに躊躇してしまう。カレンの過去には一体何が隠されているのか、恋の行方とともに気になる展開の1つと言えるだろう。
惜しまれながらもシーズン14で打ち切りが決定
放送開始から全シーズンが全米ネットワーク局の総合視聴率で常にトップ30位以内にランクインし続けるという絶大な支持を集めてきた本作だが、今回Huluにて配信を開始した“シーズン14”で終了することが発表されている。本作のショーランナーを務めるR・スコット・ゲミル氏は、番組終了にあたって「番組がこれほど長い間成功をおさめてこられたのは、本当の家族のように結束したスタッフ一同の献身あってこそ。並外れた才能と高いプロ意識をもって、キャラクターに命を吹き込んでくれた素晴らしいキャストにも敬意を表したい」とコメント。
さらに、「キャラクターたちを愛し、彼らが辿る旅路をともに歩んでくれた忠実なファンの皆さんに、心を込めて言います。本当にありがとう。皆さんに満足してもらえるようなフィナーレをお届けするつもりですので、楽しみにしていてくださいね」と視聴者にも感謝を述べていた。
ちなみに、キャストたちからもそれぞれのインスタグラムから作品へのメッセージが送られている。エリック・クリスチャン・オルセンは「私たち全員が壮大な旅路を共有した」とコメントし、LL・クール・Jは「14シーズン継続したのちに、『NCIS: LA』をトップで終わらせるには最高のタイミングだ!」とキャストとの写真とともに投稿するなど、愛に溢れた仲間たちとの最高のエディングを感じさせている。
「NCIS: LA ~極秘潜入捜査班~」のシーズン14(ファイナルシーズン)では、ワシントンD.C.とハワイのメンバーも登場し、緊迫感のある合同捜査が繰り広げられる。また、前シーズンから消息の分からないヘティの行方も注目ポイントだ。
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