<来週のブギウギ>趣里“スズ子”、自分の楽団を旗揚げする…柳葉敏郎“梅吉”は黒崎煌代“六郎”に関する知らせを受け取る
趣里がヒロインを務める連続テレビ小説「ブギウギ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第10週となる「大空の弟」が12月4日(月)より放送される。
「ブギウギ」とは…
同作は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲で知られる戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品。戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)。歌で日本中をズキズキワクワクさせ、どんな困難も笑顔で乗り切る底抜けに明るいスズ子の波瀾万丈の人生を描く。脚本は足立紳氏と櫻井剛氏が、音楽は服部隆之氏が担当する。
第10週「大空の弟」あらすじ
第10週では――
自身の楽団を旗揚げしたスズ子(趣里)だったが、ジャズは敵性音楽だと言われ、公演の機会は全く無かった。一方、りつ子(菊地凛子)も何度も警察に捕まり、自由に歌える場所は減っていた。
ある日、スズ子と梅吉(柳葉敏郎)のもとに六郎(黒崎煌代)に関する知らせが入る。動揺し、歌をうまく歌えなくなってしまったスズ子の状況を見た善一(草なぎ剛)は、スズ子とりつ子の合同音楽会を開こうと提案する。
――という物語が描かれる。
公式HP掲載の予告動画は、「二人の合同コンサートだ」という善一の声と共に、善一がスズ子とりつ子の肩を叩き、スズ子とりつ子が顔を見合わせる場面からスタートする。続けて、スズ子が「やったるで!」と楽団員と気合いを入れるシーンや小夜(富田望生)が「米英と戦争が始まった」と深刻そうに梅吉に話す様子が。さらに、梅吉が「六郎が…」と驚いた表情を見せる姿が流れる。
また、場面が切り替わると、「歌がまともに歌われへんね」というスズ子の声の後に、いら立ちをあらわにするスズ子とそんなスズ子を落ち着かせようとする小夜の姿、舞台の上で泣き崩れるスズ子の姿が映し出される。そして、「この世がどうあろうと、絶望に打ちひしがれようと、歌う事が生きること」というりつ子の声と共に、涙をこらえながら舞台を見る梅吉、堂々と歌を歌うりつ子、必死に歌を歌うスズ子、それぞれの姿が最後に切り取られ、動画は幕を閉じる。
※「草なぎ剛」のなぎは、弓へんに前の旧字体その下に刀が正式表記
NHK出版
発売日: 2023/09/25