サヴァン症候群の研修医の成長を描く大ヒット医療ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」シーズン5の配信スタート
自閉症でサヴァン症候群の天才外科研修医を主軸に描いた海外ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」。オンライン動画配信サービス「Hulu」ではシーズン1~4を配信中だが、12月1日よりシーズン5の配信がスタート。今回はそんな本作のストーリーや見どころなどを深堀していく。
主演のフレディ・ハイモアは演技力が称賛され、ゴールデングローブ賞にノミネート
本作の舞台となるのは、カリフォルニア州の権威ある聖ボナベントゥラ病院。院長であるグラスマン(リチャード・シフ)は、自閉症でサヴァン症候群の青年・ショーンを、自らの病院に外科研修医として招く。しかし理事会メンバーや多くのドクターたちは、“ショーンが自閉症であること自体が患者に不安を与えたり、現場に混乱をもたらす”と彼の勤務に反対する。それでもただドクターになるという一心で、ショーンは難病を抱える患者たちを次々と救い、院内で旋風を巻き起こしていく――。
本作の注目ポイントと言えば、やはり主人公であるショーン・マーフィーのキャラクター性だろう。彼は、自閉症であるものの、サヴァン症候群で一度読んだ医学書は全て暗記するほどの天才的な記憶力や、人間の身体の内側を立体的にイメージできる脅威の空間認識能力を持っている。
他者への共感力に欠けたショーンだが、医者として人の生命を救いたいという思いは誰よりも強く、周囲を巻き込み、差別や偏見と向き合いながら医師として、人として成長していく姿は多くの感動を呼んだ。実際に2017年にアメリカでシーズン1の放送が開始されると、新作TVドラマシリーズの視聴率でダントツの1位となり、視聴者数でもNo.1を獲得している。
主人公のショーンを演じているのは、映画「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」などで名子役として活躍したことでも知られるフレディ・ハイモアだ。フレディは、難しい役どころであるショーンをよりリアルに表現するため、話し方や細い目の動き、手の仕草までを入念にリサーチして演技に臨み、本作でゴールデングローブ賞にノミネートされている。
日本では山崎賢人&上野樹里のW主演でリメイク
作中では、大病院の内部に潜む出世争いや政治的な要素や、さまざまな角度から描き出される社会問題なども描かれている。理解されにくい特性を抱えた主人公の成長とともに、それらの問題に立ち向かう医療現場のメンバーたちの苦悩や葛藤、ショーンを取り巻く人物の心を打つ人間ドラマも本作の見所の1つだ。
ちなみに本作は2013年に韓国で大ヒットしたドラマ「グッド・ドクター」をアメリカがリメイクしたものだが、2018年には日本でも山崎賢人&上野樹里のW主演でリメイクされている。フレディ同様、入念な準備をして難役に挑んだ山崎にも、ネット上では「お芝居が素晴らしすぎました」「命の尊さを改めて教えられた」といった絶賛の声が寄せられている。
https://www.hulu.jp/the-good-doctor-2017
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Happinet
発売日: 2022/07/06