GACKTが、12月4日に大阪で開催された映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」の大ヒット御礼舞台挨拶に、藤原紀香、加藤諒、益若つばさ、アキラ100%、モモコ(ハイヒール)と共に登場した。
GACKT「パクリがたくさん入っているので…」映画の注目ポイント語る
会場にGACKT、藤原、加藤、益若、アキラ100%、モモコの6人が登壇すると客席からは感嘆の声が上がり、6人はそれぞれ思い思いの笑顔とリアクションで応えた。GACKTは、「今日は皆さん、こうやって集まっていただきありがとうござます。麻実麗役を演じましたGACKTです…。何を話せば…」と少し興奮した様子で笑顔を見せ、最初のあいさつをした。続けて、モモコは「元大阪府知事なんて大それたことをすると思いませんでした、ただの元暴走族です」と笑いをかっさらい、「一生懸命やりました。そしてセリフはオールカットされました!」とさらに畳みかけ会場に笑いを起こした。
上映前という事で、注目してほしいポイントを聞かれたGACKTは「いい表現で言うとオマージュ、普通に言うとパクリですね」とひと笑いをかっさらいつつ、「(パクリが)たくさん入っているので、いくつパクリが入っているのか数えていただくのはアリなんじゃないかと。あと、こういう作品を作るときって許可を取るのが普通なんですけど、ほとんど許可を取っていない。(監督が)未だにクレームが入ってないと喜んでましたから、ボクは訴えられると思ってます。ボクの予想ではあと2週間くらいで公開中止になると思う」と自虐ネタたっぷりで語った。
藤原は「(片岡愛之助との)結婚後の2人の共演は初でしたのでそこのシーンを楽しんでほしい、すごく仲の悪い役だったのでお芝居はやりやすかった」と普段のイメージからは想像できない演技に注目してほしいと盛り上げた。モモコは「そこにその人おった?みたいなのがいっぱい出てるんですよ。なので最後までしっかりゆっくりじっくり観てほしい」と楽しみ方を紹介した。
GACKT「前作よりかなりスケールアップしている」
最後に、GACKTが「今回はパート1(『翔んで埼玉』)に比べてかなりスケールアップしております。モモコさんもさっきおっしゃっていたようにエンドロールにいろんな方のお名前が出てきます。僕もエンドロールを見てアキラさんが出ているのを知りました」と会場に笑いを起こすと、「他にも有名な方の無駄遣いがすごいです」と、ここでもすかさず自虐ネタを入れ込む。
そして、「今日はゆっくりと堪能して、面白いところでは大声で、皆さん赤の他人だと思いますが、他人と、全然知らない人たちと笑いを共有して笑って、幸せな気持ちになるってなかなか経験することも無いと思うので、ここでめいいっぱい楽しんでもらえればなと思います。今日は本当にありがとうございました」とあいさつを締めくくり、大阪での大ヒット御礼舞台挨拶は幕を下ろした。