A.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一が12月7日、都内で行われた「ABC座星(スター)劇場 2023~5 Stars Live Hours~」公開ゲネプロ、開幕記念会見に出席。自分の中での2023年の漢字を発表した。
「ABC座」は毎年演劇劇場でミュージカルとショーを上演する演劇プロジェクト。2023年は現・帝国劇場最後の公演で、A.B.C-Zが5人体制での最後のABC座となる。
河合郁人、千秋楽では「泣いているかもしれない」
河合は今回の「ABC座」千秋楽をもってグループから脱退。現在の心境を「日にちにするとあと二週間で脱退するのか、とか、いろいろと込み上げてくるものはあるんですけど、けいこ場でけいこしたりとか公開ゲネプロをやっていても、良い意味で毎年のいつも通りの楽しさが強い」と明かし「自分の脱退ということよりも、残り二週間A.B.C-Zとしてしっかり毎日パフォーマンスをしてみなさまを喜ばせることに専念しようと思っています。もしかしたら千秋楽ぐらいに来ていただくと泣いているかもしれないですね」と口にした。
現在の5人でいる景色はどう見えているかという質問に河合は「これが当たり前だったので、それはちょっと寂しいですね。隣に誰もいなくなるっていうのはすごく不安でもあります」と告白。続けて「でも、みんなが背中を押してくれて、その気持ちをなくしてはいけないと思うので。しっかりその気持ちも背負いながら前に進んでいこうかなと思っています」と意気込んだ。
メンバーからもらった具体的な言葉を聞かれると、河合は「みんなで何回か話し合いをした中でいろいろな言葉は出てきたんですけど」と前置きし「とっつー(戸塚)が『家族みたいなものだから、家族の旅立ちを背中押してあげたいな』ということは言ってくれました」と明かした。
自分の中での2023年の漢字を発表
2023年を漢字で振り返る場面で戸塚は「喜」だと言い「河合くんが新しい夢を話してくれたときに、すごくうれしかったんですよね」と告白。「旅立つんだ、ここからもう1個チャレンジしに行くんだ、こいつ! 最高じゃねぇかよと思って。ずっとこうやってこの1年はこの気持ちで締めくくれるんだろうなという気がしていて。最高のショーになるぞっていう気がしています」と気持ちを口にした。
河合は「繋」という文字だと回答し「自分のこともそうなんですけど、僕たちの周りで起きたこととか、ファンの方々もかなり戸惑った1年ではあったと思う」と回顧。「その中でもいろいろな意見を言われたりとかしてきてはいるんですけど、それでも応援してくださるみなさんがいる。つながりを大事に感じた1年でした」としみじみ語った。
◆取材・文=山田果奈映
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