「もしかしてポケモンと引っ掛けている?」が散りばめられている
――撮影現場でのエピソードはありますか?
ポケモン好きのスタッフが多く、「どうやったらポケモンの要素が出るかな」と細かいところに遊びを入れてくれることが多かった印象です。
ADventureの照明の色も、広告代理店の色味ではあるのですが、よく見ると赤とか緑なんですよ。「これ、もしかしてポケモンと引っ掛けているんじゃない?」というものが割と散りばめられています。
撮影裏では、レフ板にヒトカゲのシールを貼って「ヒトカゲ持って来て!」と呼んでいたり、カメラの縁の目線を送る目印にポケモンの絵を描いていたり、「やるからには楽しもう」という雰囲気があったので現場が盛り上がりました。ポケモンの絵は西野さんも描いてくれていましたね。
最終回は「ゲームのその要素を拾ったんだ」と思えるストーリーに
――いよいよ最終回を迎えますが、見どころを教えてください。
ひとつはやはり「冒険と仲間」です。キャラが強い登場人物たちが、まどかをきっかけにより輝きを身につけてきました。そして、仲間がどんどん進化してADventureが充実した一方で、主人公・まどかの話も進みます。
最終話は『ポケモン』のゲームをテーマにしている「ゲームのその要素を拾ったんだ」「そういうことか」「プレイし続けるとそう感じるよな」と思ってもらえるストーリーになっているので、楽しんでいただけたら幸いです。
そして、ポケモンを知っている方も知らない方も楽しめる内容を…と思い作ったドラマなので、皆さんの視点で楽しんでもらえたら。「ここにポケモンが隠れてる!」と気づいたら、ぜひSNSでつぶやいてもらえるとうれしいです。