コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、Sal Jiangさんの「女囚六人」。
この作品は「女囚たちが謎の組織に拉致られる」として、2023年12月6日にX(旧Twitter)にて投稿されると、瞬く間に1.7万以上の「いいね」を集めて話題になった。このポストには「まさかそう来るとは」「想像のはるか上を行った」「続きが気になりすぎる」といったコメントが殺到。この記事では作者のSal Jiangさんに、作品のこだわりなどについてインタビューを行った。
家族に裏切られ死刑囚となった女の生き残る道
ヤクザとして生きるナカツは、組で浮かないために女である自分を閉じ込め、男社会で必死に生きてきた。そんなある日、父親と兄弟に裏切られ、無実の罪で死刑囚にされてしまう。
「生きていてもしょうがない」と塞ぎ込むナカツだったが、カウンセラーの先生や刑務所内の仲間に励まされ、生きる希望を取り戻しつつあった。
しかしある日、いきなり車に乗せられ研究所に連れて行かれたナカツ。他にも凶悪犯罪を犯した死刑囚たちが集められ、闇の研究の被験体として連れてこられたことを告げられる。
絶体絶命のナカツ。さらに不運なことが起こり…
誰も信じられない、二転三転する騙し合いに「鳥肌止まんない」の声が続出した。
作者・Sal Jiangさん「これからも描きたい女がたくさんいる」
ーー『女囚六人』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
可愛くなかったり性格が捻くれてたり犯罪者だったりする、色んな女性たちを一同に描きたかったからです。
ーー今作を描くうえで「こだわった点」や、「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
一番の美女がマシュマロボディである点は個人的に最も大きな主張です。視界いっぱいのむちむちで目覚めるシーンは何度でも描きたいです。
ーー今回の作品のなかで、特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
ナカツという男所帯育ちの主人公が泣き落としを使うところです。古いたとえで「女の涙は武器」なんて言いますが、その武器は対女にも有効だと思っています。
ーー「まさかの展開」「続きが気になりすぎる」など、読者からの大きな反響がありましたが、コメントを読んだ時のお気持ちをお教えください。
少しでも気に入って見守ってくれる人がいるのは励みになります。各キャラの過去を掘り下げるお話は今後描きたいので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。
ーーSal Jiangさんご自身や作品について、今後の展望・目標をお教えください。
相変わらず魅力的な女性にキャーキャー言いながら、好きなものを書き散らかしていくと思います。ミステリーやファンタジーなども好きなので織り交ぜてみたいですね。
ーー最後に、作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。
漫画を描き始めて以来、ずっと好きな女ばかり描かせていただいており、本当に毎日楽しいです。ひとえに読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。これからも描きたい女がたくさんいるので、よかったら横目で見守ってやってください。