ドラマ「めぐる未来」第1話あらすじ
感情を表に出さない夫・襷未来(萩原利久)は、明るく無邪気な最愛の妻・めぐる(早見あかり)にも言えないある秘密があった。それは、感情の起伏が激しくなると過去に戻ってしまう原因不明の病気。母からは、絶対に病を発症させてはいけない、と強く言われていた。この病のせいで、感情を出さないよう、ずっと自分を押し殺してきた未来に、手を差し伸べてくれたのがめぐるだった。
めぐるとの結婚記念日が迫る中、未来のもとに、非通知で電話がかかってくる。出てみると、ボイスチェンジャーの声で「しんじゃうよ」とひと言。嫌なイタズラだと思った未来だった。迎えた1月18日の結婚記念日。「今夜、楽しみにしているね」と出勤するめぐるを送り出した未来だったが、その後、信じがたい知らせが入る。
午後3時ごろ、めぐるが職場の外階段から落下し、亡くなってしまったという。第一発見者は、同僚の日南小夜(香音)。刑事の時任(勝村政信)は、自殺の可能性が高いと話す。「めぐさんがいない人生なんか、考えられない……!」。動悸(どうき)が激しくなる未来は、“過去に戻る病”が発症してしまうことを懸念するも、めぐるを救うために過去に戻ることを決意する。