ライブなど、人生かけてずっとやっていたいと思うものを見つけている
――今は、ドラマも映画も出演作が続いていて、役者として順調にキャリア重をねられていますよね。その中でアイドルとしての活動もありますが、役者とアイドルの切り替えはどのようにされていますか?
切り替えというか、音楽と俳優業、どっちの活動もあるからこそ、良いバランスを取れているなと思います。例えば、お芝居ばっかりやっていると、しんどい時もあるんです。それこそ失敗した時に「大丈夫や、俺にはライブがあるから」って思うし。逆に「大丈夫、俺にはお芝居があるから」って思う時もあるし。自分にとって、どっちもいいガス抜きになっているのかもしれないです(笑)。
見方を変えれば、どっちに対しても斜に構えているように見られるかもしれないけど、それでも、まあ、なんとか頑張ってやれていると思います。両方、頑張ってます!(笑)。
――そうですよね。現在31歳ですが、40代で成し遂げたいことはありますか。
それをね、今考えているところなんですよ。後輩の藤原丈一郎の舞台を観に行った時、中井貴一さんに「40代になった自分が、10年後にどうなっていたいのかを考えればいいんじゃないかな」ってめっちゃいいこと言っていただいて、その通りだな、と。貴一さんに言われると、めっちゃ心に響きましたもん。
――そう考えると、10年後が楽しみですね。
そうですね。今、31歳なんで、まだまだすっごいキャピキャピな気持ちなんです(笑)。人生これからまだある…どうしてやろうかなぁって。振り返ってみると、20代はなんとか頑張って来られたのかなと思うので。ライブもそうですが、これを人生かけてずっとやっていたいと思うものをもう見つけているからね。
30代に成し遂げたいことは、仕事ではこんなことしたいなぁとか、いろいろありますけど。充実した良い人生を歩めるように頑張って行きたいです。
◆取材・文/福田恵子
ヘアメイク/井上ゆか
スタイリスト/内田あゆみ(creative GUILD)