2024年に生誕90周年を迎える石原裕次郎(1934年生まれ)。節目の年を記念して石原プロモーション制作のテレビ作品を放送を開始するなか、「大都会」「西部警察」を劇場の大スクリーンで上映するイベントが開催されることがわかった。
“再現不可能”と言われる迫力の爆破シーンを大スクリーンで
今回は “石原プロ テレビ第一回作品“と銘打ち、テレビ放送された「大都会‐闘いの日々‐」第1話「妹」、そしてのちに”刑事ドラマの金字塔“と語り継がれるほどの大ヒットシリーズとなった「西部警察」第1話「無防備都市 前編」の計2話が上映される。
また上映後には「西部警察」シリーズなどの作品で数々のカースタントを担当した大友千秋、石原プロ50年史の編纂にも携わった娯楽映画研究家・佐藤利明を招いたトークイベントも開催。両氏がカースタントシーンや制作の舞台裏、作品の魅力を存分に語っていく。
石原プロモーション映画の世界からテレビへ挑んだ作品「大都会‐闘いの日々‐」が劇場で上映されるのは初めて。伝説の刑事ドラマ「西部警察」の再現不可能と言われる過激な爆破シーン、カーチェイスが大スクリーンで上映される貴重なイベントとなる。
作品概要
●「大都会‐闘いの日々‐」(全31話)
メインライター(脚本)に倉本聰を迎え、刑事・ヤクザという個人が警察・暴力団という組織の中で生きていく悲哀と、渡哲也が演じるマル暴担当刑事の黒岩と、その妹との兄妹愛を絡めて描き、刑事を主人公としたドラマではあるものの、むしろ個人の心情を深く掘り下げるとともに、犯罪の裏側に見え隠れする社会の矛盾をも指摘した“人間ドラマ”作品。石原裕次郎は新聞記者の滝川を演じている。
●「西部警察」(全126話)
熱すぎる男たち・大門軍団! 警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした“大門軍団”の刑事たちと、それを見守る木暮課長(石原裕次郎)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描くポリスアクション作品。テレビの枠を超えた派手なアクションシーンやカースタントなどが評判を呼び、1979 年からPART‐II、IIIとシリーズ化され約5年間に亘って全236話放送された。
日時:2024年1月19日(金)17:00~ 上映後トークイベント付き
会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3-15-15)
■受付URL
https://eplus.jp/ishiharapro240119/
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