コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、よしむら香月さんがX(旧:Twitter)上に投稿した漫画「『オカン』がアダ名のお節介女子に告白してみた」だ。1月5日時点で2.2万いいねがつく反響があり話題となっている。他にはない愛らしい主人公のキャラクターが魅力の今作。今回は作者のよしむら香月さんに制作の背景を伺った。
オカンが初めて同級生の男の子から告白をされる!?
主人公の「オカン」こと、岡さんはまるでお母さんのような愛らしいキャラクター。周りに気遣い、口調だけではなく行動もまるで「オカン」のようだ。
そんな「オカン」がある日、告白された。相手は隣のクラスの飛永くん。
初めてのことで戸惑ったオカンは、思わず告白の途中で逃げ出してしまった。しかし、男友達に「どうせそいつも罰ゲームで告ってきたんだろうから…」と言われ「やっぱそうだよねぇ」と明るく振舞いながらも、落ち込むオカン。
そんな時に、オカンの腕を握り「まだ…返事…聞けてないんだけど」とかけよる飛永くん。しかし、オカンは「ごめん!ちょっと考えさせてもらってもいいかい?」と断ってしまう。落ち込む飛永くんだが、オカンに「今日一緒に帰らないかい?」と誘われる。
実際に作品を読んだ人からは「心が痛い!!!!良すぎて!!!!」「えっ、最高じゃん?」「高校時代こういう子に告白したかった」「キュンキュンした」「これは是非続いてほしい」などの反応があがっている。
初々しい2人の姿に読んでいて思わずキュンとするラブコメディ。オカンと飛永くんの恋の行方にぜひ注目してほしい。
今回は、漫画の作者・よしむら香月さんに作品ができあがるまでの話を伺った。
オカンのキャラが魅力! 作者・よしむら香月さんの創作背景とこだわり
――「『オカン』がアダ名のお節介女子に告白してみた」を創作したきっかけや理由があればお教えください。
オカンを創ったきっかけは、元々僕自身が面倒見のいい、母性的な女性に魅力を感じていたのですが、様々な漫画やドラマを見ても、主役を張れない様なあまり目立たない立場なことが多いなと思い、オカンな女の子を主役にしたラブコメを描いてみようと思ったことです。
――「『オカン』がアダ名のお節介女子に告白してみた」を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
こだわった点は、ギャップでしょうか。あまり恋愛に頓着しないタイプの女の子がふと見せる可愛らしい表情、それから母性が溢れているからこそとる行動などを意識して描くようにしております。
また、子供同士の恋愛だからこその未熟な部分も描けていったらなと思っております。
――主人公『オカン』は他にはない愛らしいキャラクターですが、どこから着想を得たのでしょうか?
お友達にとても母性の強い方がいまして、その子がお母さんみたいと言われているところから着想を得ました。
――よしむら香月さんの今後の展望や目標をお教えください。
僕はまだまだ作家としても未熟な人間でして、きっと作品つくりを通して読者様の考えなどを勉強させて頂きながら成長していくと思います。
SNSは読者様とのコミュニケーションがとりやすい絶好の場だと思っておりますので、これからもSNSや、色々な場で作品を発表出来たらいいなと思います。
――最後によしむら香月さんの作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
読んで下さる方々のお陰で漫画家は創作活動を続けることが出来てます。
いつも反応や感想、本当にありがとうございます!